2014年02月7日
国立最蹴章 完結
「国立」が震えた。
あの試合からもう1ヶ月が経とうとしています。
2014年夏には建て替え工事が始まるため、現在の国立競技場を使うのは最後の大会となった
第92回全国高校サッカー選手権。
開会式、立派な行進を見せた秋田商業
試合は、一回戦で大阪・履正社に敗れはしましたが、健闘を見せました。
そして、国立最蹴章となった92回大会の決勝は
富山第一が、隣県・石川の星稜を3対2で破り、初優勝。
2点を先行されながらも、後半終了間際に2対2の同点に追いつき、
さらには延長終了間際の劇的弾丸ボレーで逆転。
すばらしいプレーの数々。
すばらしい試合でした。
「国立」が震えた。
いや、最後まで「国立」が我々を震えさせてくれたのでしょう。
決勝戦は1月13日月曜の開催で午後2時キックオフ。
廣田個人としては、同じ時間帯の「ごくじょうラジオ」担当のため生中継を生で見るのは不可能かな~と諦めていましたが、なんと、ラジオが終わっても試合が続いている!!
延長に入っている!!!
そこからテレビに釘付けになってた中での決勝ゴール。
私・廣田も、あの国立を目指して、高校時代にサッカー部でがんばっていた一人です。
そして、今アナウンサーとして、この高校サッカーに携わっています。
なにか、最後の国立が
「"最後の姿、きちんと見とけ"と、そんなプレゼントをくれたのかもしれない」
勝手にそんな事も感じて見てました。
そんな92回大会も
中継スタッフの一人として全国大会に参加してきました。
こちらは国立の放送席と同じフロアから見える景色です。
全く同じ景色はもう二度と見られませんが、
それでも、いつの日か、またこのような景色を見たときにこみ上げる思いは同じでしょう。
選手たちと同じように、自分も高みを目指して。