【リレーブログ】秋の夜長の過ごし方
昔から秋は好きでした、廣田です。
涼しくなるし、あと誕生日でおもちゃ買ってもらえるし!
誕生月にブログ担当が巡ってきました。運命ですね。40歳になりました。
もう何も買ってもらえないのが残念です。。。
今年は9月になってもまだまだ 暑い日が続きますが、
夜は過ごしやすくなってきました。
そんな涼しい秋の夜に快適に楽しんだのが
スポーツ観戦でした。
9月14日、
サッカー明治安田J2・ブラウブリッツ秋田のホームゲームは
クラブ創立15周年記念マッチでした。
私が秋田に来て、秋田放送に入社したのが2007年。
その年からJFLに参入したのがTDKサッカー部で、その流れを受けて
2009年に運営会社が設立されたのがブラウブリッツ秋田です。
「スポーツ実況をしたい」とアナウンサーを志した自分にとって
追いかけられるチームが秋田に誕生したことは夢のようでした。
「ブラウブリッツTV」という伝説の(?)番組の取材だったり、
ラジオでの「実況付きシート」という企画だったり
様々な形でチーム立ち上げ当初から関わらせてもらいました。
当時のホームの観客数は3桁=1000人未満で当たり前、という感じでしたが、
やがてステージがJFLからJ3に変わり、今やJ2で4シーズン目。
この記念マッチの観客数は7000人を超えました。
追いかけ続けたクラブが15周年記念試合をJ2で、ジェフユナイテッド千葉と戦う姿を
自分の息子と観戦する日が来るなんて…
当時の自分は想像もしていませんでした。
クラブの歩みであり、自分もそれだけ歳を重ねたのだなと感じます。
ブラウブリッツは節目の日の試合で1対0で勝利しました。
後半1点を先制してからは、ピンチもあり、冷や冷やの連続ではありましたが、
この日は、なんとなくながらも「守り切れる」という自信が私にもありました。
ピッチで戦っている選手たちが頼もしいのはもちろんですが、この15周年の礎を築いてきた歴代の選手や監督、クラブスタッフが、ゴール裏で守ってくれているような、
そんな気がして昔から知っている選手たちの顔が浮かんできていたものでした。
ブラウブリッツ秋田の現在の社長の岩瀬浩介さんは、
ブラウブリッツ秋田発足当時は、現役のブラウブリッツのディフェンダーでした。
当時のインタビューで「1対0の美学」と話していましたが、
15周年記念マッチで、クラブがそのスコアで勝っちゃうなんて、
これまたしびれる展開でした。
ここからまた次のステージにクラブが進むことを期待しています。
こんな風に書いていると、「あの人はサッカーの人」と批判されがちですが、
ブラウブリッツだけではなく
秋田のあらゆるスポーツを追いかけてきたこれまでした。
バスケットボールの秋田ノーザンハピネッツも
同じようにクラブ15周年の節目のシーズンがまもなく始まります。
一方で、
北都銀行バドミントン部の永原和可那選手・松本麻佑選手のナガマツペアが
ペアを解消します。高校を卒業して北都銀行に入った2人は今年が11年目。
2人が18歳のときからずっと取材で顔を合わせてきましたが、今後は以前のように顔を合わせる機会が減ると思うと寂しい限りです。
写真は、日本A代表に初昇格したころの2018年のものです。
一緒に映らなかったことを非常に後悔しています。。。
自分自身も節目の年齢を迎えた2024年は
秋田のスポーツ界が、なにか大きな転換期を迎えて、次の時代が始まるんだな、と。
そんなことをぼんやり感じる9月の長い夜でした。
リレーブログ次回の担当は藤田裕太郎アナウンサーです。