ご当地レンタカー 1
ABS news every.取材記 2018.1.28(日)取材/2018.2.13(火)放送
CNAアリーナ☆あきた(秋田市立体育館) の道を挟んで向かいにあるのが
「ラビット秋田臨海店」です。
そのラビットの運営会社であるのが、秋田では「ドラグーン」という株式会社。
ドラグーンでは販売・整備・レンタルなど車全般のことを請け負っています。
そのドラグーンが「AKITA ご当地レンタカー」
通称「ゴトレン」のレンタルを、2月に本格的に開始しました。
ご当地レンタカーなるものは、どんなレンタカーなのか?
一言で言うと
「車内を秋田の伝統工芸で装飾したもの」が「秋田のご当地レンタカー」です。
全国初めての取り組みとなりました。
外見は普通の乗用車ですが
秋田の伝統工芸を、乗って感じられます。
例えば
ウインドスイッチのパネルは
山桜の樹皮を貼り付けた 仙北市角館町の「樺細工(かばざいく)」
樺細工です 桜皮細工とも表記します
田村は職人の佐藤大さんから頂戴した 樺細工のすごい名刺入れを使用しています。
ハンドルやコンソールパネルには
800年の歴史があるという 湯沢市の「川連漆器(かわつらしっき)」の技法が用いられています。
手触りがサイコーっす
ヘッドレストと天井にあしらわれたのは
渋い色合いが特徴の 北秋田市の「秋田八丈(あきたはちじょう)」
江戸時代から続く草木染の絹織物。
ちなみに天井の装飾は難しかったそうです。
その部分を、以前「ごくじょうラジオ」にも出演してくださった
田村と同じ名の方が施してくれたと鎌田社長が話してくれました。
北秋田市綴子の「秋田八丈ことむ工房」が唯一の生産者だそうです
でも、ずいぶん車検などは面倒くさいんだそうです。
秋田八丈があるからすぐシートに使えるかというとそうではなく、「難燃性」なども考慮されるため、基準に達していないとまず車検が通らないとのこと。
こうした話を聞いても、日本の安全性の基準はおそらく世界トップクラスなのではないかと感じました。(続く)
いくぜ東北?
きょうの田村のバディは東北共立小田桐健悦カメラマン
株式会社ドラグーンの鎌田学社長 とーっても優しい経営者です
ドラグーンは英語で「竜騎兵」「竜騎士」という意味です。
セガに「パンツァードラグーン」というゲームがありましたよね~