ご当地レンタカー 2
ABS news every.取材記 2018.1.28(日)取材/2018.2.13(火)放送
「ラビット秋田臨海店」の運営会社である「ドラグーン」という株式会社が
「AKITA ご当地レンタカー」通称「ゴトレン」のレンタルを2月に本格的に開始しました。
全国の皆さんは「日テレニュース24」でも見たことがあると思います(笑)
車内を秋田の伝統工芸で装飾したレンタカーが「秋田のご当地レンタカー」で
これが全国初めての取り組みとなったというのは、前回のブログでお伝えしたとおりです。
ドラグーンの鎌田 学 社長は
「折角秋田に来られた方に 秋田の文化を楽しんでもらいたいというところから
レンタカー×伝統工芸=秋田の文化の融合 というものを考えつきました」と
インタビューに答えています。
プリウスはブルー・シルバー・パープル
車種はトヨタのプリウスです。
プリウスは4台用意されていて、そのうち1種類は特別仕様の外装のものもありました。
鎌田社長曰く
「派手になっていて 観光誘客イベント等に利用して頂ければなと思い
PRカーという位置付けで製作いたしました」
つまりこのPRカーは 無償で貸し出す
いわばイベント専用のご当地レンタカーです。
大会やイベントでさりげなく工芸品もPRできる
広告塔代わりのレンタカーになっています。
マトリックスのような 簡易アニメーション
東北共立の小田桐健悦カメラマンが車を1周してくれました
以前もクルーズ船で秋田に来た人たちにPRするため
船の乗り場まで持っていったそうです。
以前のAKITAご当地レンタカー
(株)縁コーポレーション
あきた産業デザイン支援センター
秋田川連漆器青年会
秋田八丈ことむ工房
(株)ほうこう
イーグルショップ秋田新屋店
(株)八柳
車両製作協力企業は以上のラインナップです。
こうした力を結集したご当地レンタカーの利用料は、全て税込みで
6時間 8,000円
12時間 10,000円
24時間 12,000円となっています。
鎌田 学 社長は
「秋田にこういう工芸品があるんだということで
興味を持って伝統工芸に触れてもらい そして話題になってくれたらいいなあ」と
話していました。
ちなみに、放送では触れられませんでしたが、レンタカーを貸し出すときには
「県内の観光情報を網羅したタブレット」も一緒に貸し出してくれます。
今はみんなスマホを持っているので、不要と言う人もいるかもしれませんが
最大の特徴は
「ドラグーンの社員が足で稼いだ観光情報」だということです。
鎌田社長の業務命令か?もしくは社員の自発的な行動か?
いずれ、独自の調査を敢行したドラグーンの努力が詰まっています。
もうひとつ、レンタカーの利用方法として社長は
「県外からの来賓を接待する時に使って貰えれば」とも提案していました。
確かに「これは何ですか?」から始まるきっかけがあれば、お偉いさんとの車内でも座持ちしますからね。
後ろには消臭効果もある秋田杉
「ご当地レンタカー」および「ゴトレン」は
株式会社ドラグーンの登録商標です
秋田は二次交通の整備が立ち遅れているとも言われています。
台数は少ないものの、ゴトレンが補ってくれること、そして工芸品のよさを全国の人が知ってくれることを期待しています。