お顔に幸せのオーラがあふれている福祉タクシーセブンの高橋さん
2月13日のゲストは、心の花・東海林大心社長のご紹介で、秋田市新屋の福祉タクシーセブンの高橋琢哉さん(54歳)です。高橋さんは、福祉系の介護施設に29年間お勤めでした。前から福祉タクシーの仕事をやってみたいと思っていたそうですが、現場の仕事から事務系の仕事に配属された時をきっかけに退職。そして、やってみたかった福祉タクシーを開業。
今年で3年目に入ったそうです。
お客様の中には、毎日、障害があるお子さんの学校への送迎に利用されている方もいらっしゃるそうです。自分の家にあった童謡の入ったCDをタクシーのなかに用意して流しているそうですが、喜んでくれる様子を見ると、とても嬉しいそうですよ。(その時の様子を話している高橋さんは本当に嬉しそうでした。まるで、ご家族のようです。)高橋さんはこの仕事をして、人との出会いを大切に一期一会の精神で精一杯頑張っています。昨年、元気なうちにと、福祉タクシーで旅行やドライブをというご依頼がいくつかあったそうです。
コロナ禍にあっても、感染対策をきちんとして人生最後の家族と一緒の旅行になるかもしれない、すばらしい人生のワンシーンに関わることができて本当に楽しかったとおっしゃっています。
髙橋さんのタクシーはこんな風になっています。車いす・リクライニング車いす・寝たままで乗れるストレッチャーの方も利用できます。将来はもっと車を増やして、もっとサービスを増やしていきたいそうです。
大心社長は高橋さんの言葉に何度もうなずきながら、やりがいがあって人を幸せにする良い仕事と感動していました。ハッピーライン(株)心の花を立ち上げる前に大心社長は代行の仕事をしていた時期があり、その頃の事を思い出していたようです。車の中でのお客様との時間は、とても濃密で大切な時間だったそうです。
大好きなニッカウヰスキーも次の日の仕事を考えて、今は控えめにしている高橋琢哉さん。
それよりも、利用者さまのことを第一に、もっと良いサービスを増やすには何をしたら良いのか―。タクシーの中でもっと楽しく過ごしていただけるようにするには―。
そんなことばかり考えているようです。高橋さんの願いは一日も早く新型コロナウイルスが収束し、冠婚葬祭やドライブや旅行などに福祉タクシーをもっと利用できるようになればということです。車イスの方も寝たきりの方も、もっと楽しい外出ができるような世の中になることを願っています。高橋さんのような方と出会った方は、ラッキーですね。お会いした瞬間からこちらまで笑顔になっちゃいました。なんだかMichikoの人生、これからもっと明るく楽しくなるような予感が…。福祉タクシーセブンへのお問い合わせは、インターネットで検索してみてくださいね。