aiwaなつかし話
ラジオを愛している賀内です。
私が顔をさらしているラジコのPRが、このところ頻繁に放送されていまして、
先日などは自宅で「世界の果てまでイッテQ!」を見ようとしていたら、
いきなりラップをしている自分と対面してしまい、身の置き所がなかったのですが、それはともかく。
「あさ採りワイド秋田便」内で、秋田魁新報の記事をご紹介する「アサヨミ」
6月21日は「aiwaの復活」を取り上げました。
オーディオ機器の「aiwa」ブランドを、小坂町のメーカーが取得して、久々にaiwa製品が世に出るというお話です。
「aiwa」に反応するのは、どのへんの世代まででしょうか。
比較的廉価な音響製品で知られ、入学祝いのラジカセがaiwaだった、という方もいるはずです。
カセットボーイというのもありました。
ウォークマンはソニーですが、カセットボーイはaiwaで、1980年代、ヘッドホンをつけてカセットを屋外で聴けるというのは、便利であり、最高にオシャレだったのです。
…というお話をしましたら、メールが来る来る。
「aiwaの赤いラジカセありました」
「カセットボーイありました」
「カセットはメタルテープを使いました」
から始まり、カセットやレコードという昭和の音楽媒体ばなしで、いやー、盛り上がりました。
メタルテープというのは、テープの素材が違っていて、値段が高い分、音質もいいのです。
お気に入りのLPレコード(若い人たちは『LPってなに?』と言うでしょうけれども、お父さんやお母さんに聞いてね)とか、ここぞという大事な音源を録音する時はフンパツしてメタルテープを使ったのです。
記録媒体は、レコード、カセットから、DAT、MD、MOなどを経て(知らない人はお父さんやお母さんに聞いてね)、マイクロSDなどに代わってきましたが、
「このアーティストが好き!」
「この曲が聞きたい!」
という気持ちは変わらないと思います。
リクエストは、台本も打ち合わせもない、その時その時の一発勝負。
毎週水曜は、いつも新鮮な気持ちでリクエストにお応えしています。
「マイクに向かい30年」というのは、そういう気持ちでもあります。