【リレーブログ】忘れられない受験エピソード
こう見えて(笑)、小学生の頃はそれなりに勉強が得意でね、
難関中学校を受験しようと思い、学習塾にも通っていたんです。
運動はからっきしダメでも、一つくらいは取り柄があるもんです。
・・・が、成績が伸びない!💦
こりゃマズイとなり、
小学校の授業を完全にマスターしていれば受かる中学校受験に
方向転換しました。
と、ここで問題が・・・。
国語、算数、理科、社会のほかに、家庭科、図画工作、
さらに、体育実技!!!
ピンチです。
私、運動音痴、どんくさいと言われていましたから・・・
体育実技、ナニヲヤラセルンダロウ・・・
必死で情報収集した結果、
どうやら毎年「さかあがり」であることを突き止めた私。
当時大学生だった9歳上の兄(こいつは運動が得意)に頼み込んで
つきっきりで教えてもらうことにしました。
冬、寒い夕方、冷え切った鉄棒。手にはすでに豆がいくつもある状態。
「ちがうが~」「足を蹴り上げるときに頭を下げんか~」(伊予弁)の一週間、
特訓のかいあって、どんくさい裕貴少年は、
ついに「さかあがり」をマスターしたのです!\(^o^)/
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数日後、勇んで向かった受験会場。
学科は手ごたえよ~し、この勢いでマスターしたばかりの
「さかあがり」を決めれば金メダル!…いや、合格だ!
鼻息荒く向かった体育実技試験の会場で、試験官の口から出てきた言葉は、
「足かけあがり」をやってもらいます! ・・・😨ヤバイ・・・
合格シナリオが砂楼のように崩れるかと思ったその時、
理由なき自信が、体の中から湧いてきたのです!
「できるんじゃね」
一発勝負に強かった裕貴少年、初めての「足かけあがり」成功!
この 足かけあがり中学校入学を機に、
理由なき自信で乗り切る人生が始まったのです。
この自信は、思いがけないラッキーを呼び込むことを
のちのアナウンサー受験で知ることになるのですが。
続きは、またいつか
次は、賀内隆弘アナウンサーです