【リレーブログ】わたしのおうち時間
こんにちは、藤田です。
6月になってアナウンサーブログのテーマが変わりました。
『わたしのおうち時間』ということです。
が、、、
林アナウンサーが前回ブログの最後に記されていたように、
私、休日は大体釣り場におりまして。
皆さんに胸を張ってご紹介できる『おうち時間』がありません。
おうちに居ても、釣りで使う疑似餌の匂いを嗅いで興奮したり、
ルアーと入浴して動きを見たり(時折自分が釣れます)、どうしようもない釣り人です。
しかし、それだけ用意周到・準備万端(のつもり)で釣りに出かけ、日の出から日の入りまで釣りをしても毎回魚をキャッチできるとは限りません。
ノーフィッシュや目の前で大きな魚をバラし(こういう時はとてつもなく大きく感じる)、心身ともにボロボロになって帰ってくることもしばしばあります。
「もう釣りなんてしない!行かない!」と捻くれていたある日、
心を癒すためにペットショップへ猫を拝みに行きました。
家にも2匹いるのですが、子猫の仕草は特別に可愛いものです。
ただ、家にこれ以上猫を増やすことはできません。
子猫たちにありがとうと伝え、何気なくお魚コーナーを通りかかったとき、目を奪われました。
そしてこの出会いが、私を救ってくれたのです。
「そうだ、このお魚を飼おう!」
というわけで、春からベタという熱帯魚と暮らしています。
名前は左がウニ、右がトロ。釣らないし食べませんよ。
「コップ一杯の水で飼える」熱帯魚として、ペットショップなどで見かけたことがある方もいらっしゃると思いますが、優雅な見た目とは裏腹に「闘魚」という別名を持ちます。
というのも、美しいヒレを持つオスは縄張り意識が強く、他のベタや他魚種に対して
威嚇や攻撃をする性質があるんです。
その気性の荒さを利用して、原産地タイでは賭け事に使われることもあるそうで…。
つぶらな瞳でこちらを見ながら休んでいるウニです。可愛い。
彼が闘魚なんて信じられません。
申し訳ないと思いながらも、鏡を近づけて自分の姿を見せてみました。
するとどうでしょう。
!!!!!!!
限界突破と言わんばかりにエラとヒレを全開にして体をブルブルと震わせはじめました。こうやって威嚇するんですね。
調べたところ、この行為は「フレアリング」といって
ベタのヒレが癒着しないように時々やるべき大事な運動なんだそうです。
オスは非常に気性が荒い魚であるが故、1つの水槽で複数飼おう!なんてことはできません。
私は彼らを飼うにあたって、大きめの水槽の中を仕切って2部屋作り、
水がうまく循環するよう素晴らしい出来栄えの水槽を立ち上げました。
ですが、この間気付いたら同じ部屋に2匹が入っていました。
仕切りにはほぼ隙間がなかったのに!どこから?(汗)
大慌てで別々の部屋に戻しましたが、やはり喧嘩をしてしまったのか、
互いのヒレが少し傷ついてしまっていました。
それからというものの、愛する我が子の様子が仕事中でも気になり…。
悩みに悩んだ挙句…
何ということでしょう。最初からこうしておけばよかった訳で。
完全に別々の水槽で飼うことにし、フレアリングの時以外はお互いが見えないよう、
間仕切りを挟むことに落ち着きました。
そんなこんなで、「コップ一杯の水で飼える」なんて言葉に惹かれ
なんとなく飼い始めた魚たちにかなり振り回されておりますが、
ご飯を楽しみに寄ってくる可愛い我が子と過ごすおうち時間。う〜ん悪くない!
釣りに行けないほどの雨の日は椅子を水槽の前に持ってきて、ずっと眺めています。
長生きしてね、ウニとトロ。
さて、今月は『わたしのおうち時間』でお送りするアナウンサーブログ。
次は愛犬家の鴨下アナウンサーです。
もふもふのポメラニアンに埋もれている写真をきっと見せてくれるはずです。
楽しみですね!