【リレーブログ】私の宿題
小中高の12年、
「宿題」によって伸ばしてもらった能力が私にはあります。
計算力?文章力?読解力?
違います。
「答えを“それっぽく写す”能力」です。本末転倒A+。
いま振り返ると
チェックする先生には即バレしていたと思いますが、当時は必死でした。
なぜなら長期休みの宿題を、結局いつも後回しにしてしまうから。
いやいや、最初はやる気に満ちていまして。
「各教科1日3ページずつやっていけば5日フリーな日を残して終えられる」など、
完璧な宿題完遂計画を立てるんです。
ただ、その計画通りに取り組めた日が3日ほど続くと
なんだか気持ちよくなっちゃって。
どこからともなくサボロー君が湧いてくるのです。
実家から高校時代の数学宿題ノートを見つけました。
これは休みが始まってすぐの、やる気満々モード。
ノートの端に縦線を引いて公式やメモを書き込んじゃったり色ペン使っちゃったりして。
真摯に宿題に向き合っていて、心の余裕を感じます。
しかし数ページめくってみるとどうでしょう。
サボロー君に完全に侵されましたね。
端のメモ欄は一応作っているものの、有益な書き込み無し。
「考えて考えて善戦したものの、途中で力尽きました」感を表現しているつもりなんでしょう。
正直、もう少しマシなやり方をしていると思っていただけにこのノートを見た時は
机から崩れ落ちてしまいました。当時の先生方、ごめんなさい。
さて、学校の宿題から離れて十数年。先日、私に久しぶりの宿題が出ました。
以前担当していたABSラジオの『まちなかSESSION エキマイク』。
懐かしっ!もう生放送ラジオで私は喋れないのでしょうか?
あきた芸者・舞妓の皆さんと一緒にSDGsに関して学ぶ
『あきた舞妓さんとSDGsの学び舎』というコーナーが当時ありました。
当時はコロナ禍。マスクしながらの収録はしんどかった。おとはさん、お元気ですか?
コーナーの監修役である杉本薫さん(写真左)が、母校・秋田南高校の先輩で。
同窓会誌『南翔』の編集も担当しているとのこと。
そう、杉本さんとこのコーナーで知り合ったご縁で、宿題をいただいたのです。
内容は、同窓会誌内「活躍するOB・OG」の原稿提出です。
高校時代、宿題答え写しの術を使いまくっていた私が書いてもいいものなのか。
どんな人が読むんだろう、
かっちりとした文章じゃないとダメかなとか
あれこれ考えて、書いては消して書いては消してを繰り返していたら、
原稿締切当日を迎えていました。あれからなんにも成長していませんね。
ひぃひぃ言いながらなんとか完成させたそちらの原稿には、
南高剣道部時代の思い出を記しました。
ブログには書けない、血と涙と汗と鼻水の、ハートフルストーリーです。
南高卒業生の方、同窓会誌が配られましたらチェックしていただけると嬉しいです。
しかし、社会人になってそれなりに経ったんだからあらゆる締切に余裕を持ちなさいよって話ですよねまったく。
リレーブログ、次回担当は
宿題系はすべて早めに終わらせていそう!柴田アナウンサーです。