こんにちは！
生のエサではなくルアーで魚を釣るのが趣味の藤田です。

ブログテーマ「半分」にたどりつくべく、
今回は私の「偏ったルアー愛」をつづっていこうと思います！

釣りで使用されるルアーは
多くのメーカーからものすごい種類が、日々生み出されています。
私の貯金がうまくいかない理由です。魚を釣る前に、釣られているというわけです。

私のルアーボックスから
いくつか、愛する子どもたちを紹介させてください。

お目目がそれぞれ違ってカワイイ

主に泳ぐ魚を演出するのが、このような“ハードルアー”。
その名のとおり硬い素材のものです。
針が多いので、動きを確認するため一緒にお風呂に入る際は細心の注意が必要です。

つづいてはコチラ！

虫嫌いな人ゴメンナサイ！生き物ではありませんので！

柔らかい素材の通称“ワーム”と呼ばれるものです。
たまたまポケットに入っていたからといって急に人に差し出すと嫌われます。

水中のエビや魚、地上から落ちてきた虫などをイミテートしたもので、
メーカーこだわりの匂いや味が練り込まれているものも多いです。
リアルでなまめかしさがある可愛い彼らをいじりながら一人で飲むお酒は格別です。

他にもまだ色んな素材のものがありますが、手持ちのルアーの中から
その日の天候や釣り場の特徴、
いま魚が食べているエサは何か？ということなど考えながら選ぶわけで、
その試行錯誤にルアーフィッシングの面白さを感じています。

もう少しルアーの話を続けます。
ルアーを選ぶ際、釣り人の頭を悩ませまくる要素がまだあります。

それは…

ルアーカラー、色です！

ちょっと！まだブラウザバックしないで！

１つのルアーでもだいたい10色ほどのラインナップがあって
多いものだと30色ほどのカラーを持つルアーもあります。

このルアーカラーもなかなかに奥深くて面白いんです。

カラーの一例をご覧いただきましょう。

エサっぽいもの

薄色で透明感があるこれらは、クリア系・スモーク系などと呼ばれます。
田んぼ脇の用水路などを網でガサガサしたことがある方、
捕れたエビや小魚を思い出してみて下さい。すごく透き通って綺麗だったはずです。
そんな活きのいいエサの色を模したカラーで、
水が綺麗な場所で見える魚を狙う時に使うことが私は多いですが、
濁った水質でもエサのリアルを追及して、このカラーを好んで使う方も多いです。

「そこにいる魚になんとか口を使わせて釣る！」
という時に使うことが多い、テクニカルカラーです。

それから、

ＴＨＥ 地味

ヤゴや、水底を這うハゼのような地味なカラーです。
エサの他、濁りの入った水の色や沈殿する泥の色にも近いこのカラー、
一般的に「グリパン」と呼ばれています。
「グリーンパンプキン」の略で、カボチャの皮の色と似ていることから
このカラー名が名付けられました。
諸説ありますが万能色とされていて、
「ワームカラーに迷ったらグリパン！」なんてことも言われるカラーです。
私のイメージでは安定して色んなサイズの魚が釣れます。
ですが、この地味＆無難にちょっと飽きてくることも…。
釣り人自身のテンションをコントロールするのもルアーカラーの役目。

気分を上げて魚に勝負を仕掛けたいときはこちら！

視認性にも優れるルアー界のビタミンカラー

リアル系、地味系ときて、こちらは派手系です。
蛍光グリーンやイエローなど、このような目立つ色を「チャート」カラーと呼びます。
毒々しくて釣れるイメージが湧かないかもしれませんが
意外にも水の色によく馴染んで、
早朝や日没寸前には存在感が際立つカラーになります。
目立つからなのか、敵を攻撃するように魚がガツンと口を使ってくる印象があります。
個人的には
「爆発力はあるけれど、空振りもそれなりにする」と感じているカラーです。

ここまで
・本物のエサの色に寄せた「クリア・スモーク系」
・安定して釣れるけど地味な「グリパン系」
・爆発力があるけどちょっとギャンブル「チャート系」
３つの主なカラーを紹介しましたが、最後に私の好きなカラーをもうひとつ。

安定の「グリパン系」と勝負の「チャート系」が……

Oh,セクシー

半分ずつひとつになっちゃった！ようやくテーマにたどりついた（汗）

カラー名はそのまま「グリパンチャート」。
半分×半分の明滅効果で魚に存在をアピールできるほか、草などの障害物に溶け込むナチュラルさも兼ね備えています。

グリパンの安定性とチャートの爆発力。
釣果が出ずに悩み苦しんでいると、
このカラーは優しく手を差し伸べて「私をお使いなさい」と、囁きます。
愛しい愛しいこのグリパンチャートから派生する様々なカラーのお話もしていきたいのですが…

「長いからもうやめて。」という皆さんの声が聞こえてきたので、
今回はこのへんで失礼します。

次の担当は
個人的にグリパンチャートの服装が似合いそうだと思っている関向アナウンサーです！