私の父は野球好きです。
私が幼い頃、休日の朝になると町内野球の練習に行き、土だらけで帰ってきたのを思い出します。母がとても嫌そうに迎えていました。

父は自分と同じように息子に野球をやらせたいと思っていたのでしょう。
キャッチボールを教えようと、公園に連れて行ってくれました。

が、見ていた家族はみな口を揃えて言いました。
「ゆうちゃんは丸いものはダメなんだね！」と。

ただ、長いものを振り回すことは大好きで
祖母が丹精して育てていた庭の複数の草木を、華麗に切り刻む才能はありました。

小6。当時から「顔色悪いよ」ってよく言われてました。

「棒を振り回すなら他でやりなさい（怒）」ということで、私は剣道を始めます。
父が思い描いたであろう「息子に野球」の夢は、このとき儚くも消えてしまったのです。

父は、私が中3の頃に単身赴任で東京へ。
その後、仙台へも転勤となり、私が社会人になるまで10年ほど離れて暮らしました。

父は仙台、私は山形の大学に進学したため、秋田の母を含め家族はバラバラに。
父のマンションは、時折都会へ遊びに行く際の都合の良い宿として大変重宝したのでした。

ただ、私の学生時代に仙台で家族3人が集まって楽しんだことがありました。

岸投手みたいなスタイルになりたい人生だった。泣

プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの試合観戦です。

普段あまり口数は多くない父ですが、ビールを飲みながら一緒に観戦すると大変饒舌になり、嬉しそうでした。
「息子と野球」の夢が少しは叶ったことでしょう。そういうことにしておきましょう。

あ、そうそう！楽天といえば！！

去年現役を引退し、現在は楽天のアンバサダーを務める銀次さんと、
なんと！釣りの撮影に行ってきました！！

「夢のせて～　放て～鋭い一打！」の応援歌でおなじみの銀次さんです。

岩手の盛岡中央高校から楽天にドラフト入りし、プロキャリアのすべてを楽天に捧げた銀次さん。
あの勝負強いバッティングを観て、ファンになった人がたくさんいると思います。
私もその一人です。

実は銀次さんは大の釣り好きとしても有名です。

打席では「打ってくれそう」釣り場では「釣ってくれそう」な雰囲気しかない銀次さん。

銀次さんは東北楽天ゴールデンイーグルスのアンバサダーとして
東北地方の野球振興を行っていますが、地域課題の解決にも取り組んでいきたいということで、今回は横手に生息する外来魚・ブラウントラウトを2人で狙いました。
今週金曜（7月5日）のえび☆ステでお送りする予定です。

某誌の人気企画『陸王』っぽい感じ。伝わる人にだけ伝われば嬉しいです。

銀次さんも私もバスフィッシングをこよなく愛しているため、
空いた時間は好きなバスプロや、竿リールルアーの話で盛り上がりました。

ブラウントラウトは果たして釣れたのか。

お！私の愛竿・スティーズファイヤーフラッシュがしなっているぞ！？

ぜひご覧くださいませ。

…『父との思い出』と言っておきながら特集の告知になりました。
父よ、ごめんねごめんねー！

リレーブログ、次は柴田アナウンサーです！