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2010年1月20日

2010年1月20日(水)

賀内です。

大寒とはうらはらに、雪ではなくて冬の雨。気温も上がりそうです。
これでそのまま春になるかと期待しそうですが、そうではないんですよね。「寒の戻り」があって、寒くなったり暖かくなったりをくり返しながら、徐々に冬から春へ移り変わっていく、というのが、毎年のことです。

でもこの時期、うれしいことがあって、それは「夜明けが早くなること」です。
冬至の頃は、朝7時になってもまだ暗いのですが、大寒の時期になると、もう、薄明るくなってきています(きょうの日の出は6時57分です)。立春の頃になると、さらに日の出は早まります。
朝の冷えこみは、まだ厳しい日がありますが、こうして「光の春」を感じると、早起きの励みになります。

大寒の日に、毎年「きょうの動き」で紹介している行事に「若手神職の禊(みそぎ)」があります。県内の若手の神主さんなどの神職で組織している「秋田県神道青年協議会」が、毎年場所を変えて行っているもので、ことしは羽後町の神社に神職20人が集まり、冷たい水を浴びてみそぎをするとのこと。
紹介しているだけで、寒さに震えてきそうな話でして、私など、とても真似のできることではありませんが、禊というのは、本来こういうことなんですね。
再来週のきょうは節分、その翌日が立春。春を待ちながら、放送を続けています。

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