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2009年11月26日

2009年11月26日(木)

賀内です。

ABSラジオで毎週日曜・午後5時45分から放送している「童話の散歩道」という番組があります。その名の通り、童話作品を、全国各局のアナウンサーの朗読でお送りしているのですが、今度の放送日、11/29(日)は、ABSの尾崎朋美アナウンサーの担当です。

その、朗読する童話というのが、秋田出身の作家による作品で、しかもその人は声優でもあり、さらに、小学館主催の公募で最優秀賞を受賞したというのです。
作者は、あさのますみさんという方で、作品のタイトルは「小さなボタン プッチ」です。

スタジオには、朗読した尾崎アナウンサーも入って、あさのさんに電話で話を聞きました。電話口のあさのさんは、これまでのいきさつを屈託のない様子で語ってくれました。
あさのさんは能代市の出身、大学時代に声優のオーディションを受けたら賞を受賞、卒業後声優デビューしました。そしてもともと本が好きで、ある日、書店で見かけた絵本に懐かしさを感じて立ち読みし、初めて書いた童話を小学館の童話・絵本新人作家の登竜門「第13回おひさま大賞」に応募したら、最優秀賞に輝いたという...なんというか、人生そのものが物語のような印象です。

あさのさんは「名探偵コナン」や「ヤッターマン」にも声の出演をしたことがあるという、まさに売れっ子です。その声優さんが、初めて書いた童話で最優秀賞。その「小さなボタン プッチ」は、来年春に出版予定です。

きょうのラジオでは、尾崎アナウンサーの朗読の一部もお送りしました。プロの声優に朗読を聞いてもらって尾崎アナは緊張気味でしたが、「自作が読まれてうれしい」というあさのさんのコメントに、破顔一笑でした。

まさに、未来が大きく広がっているあさのさん。「あさ採りワイド」は、今後もあさのさんのインタビューなどをお送りします。

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