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2009年11月24日

2009年11月24日(火)

賀内です。

今日のゲストは、穴子の棒寿司が名物の、秋田市保戸野鉄砲町の「誉寿司(ほまれずし)」ご主人、角田勝己さんでした。
このお寿司、なんと秋田空港で「空弁(そらべん)」として販売もされているのです。

始まりはもう30年以上も前、角田さんのお父さんが先代として誉寿司を開店した頃にさかのぼります。当時、秋田ではなじみの薄い穴子を棒寿司にしてお客さんに出しました。以来、お店の名物で、これを楽しみに来店する方も多いとか。
この棒寿司、煮汁がすごいんです。何十年とつぎたしてきたという、先代からの味。

スタジオに、現物が持ちこまれました。陽子さんも私も、話は上の空で(こら!)、角田さんの作品ともいえるお寿司を、ラジオをお聞きの皆様にかわって、謹んで賞味いたしました。
棒寿司というと、鯖の押し寿司のイメージがあるからか、ご飯もネタもぎっちり、という印象がありますが、これは違いました。ふんわり、と言っていいくらいやわらかな穴子。横には薄緑色の白板昆布。肉厚の穴子の味わいが、口中に広がります。

穴子は福島の相馬かいわき、あるいは千葉の銚子沖と、関東以北の産にこだわっているとのこと。すし飯は、もちろん秋田のお米です。これだけおいしい穴子のことですから、どこからともなく評判が広がり、ついに秋田空港で、駅弁ならぬ「空弁」として販売されるようにもなりました。通常の店頭販売サイズ(1400円)とは別に、秋田空港限定の「空弁」は1050円です。

さらにもう一品。穴子の骨を揚げたものです。塩気がきいていて、カリカリ、ポリポリとした食感は、えびせんに似ています。私どもが完食したあとも、スタジオには酢飯と穴子の香りが漂っていました。

おいしいものを食べる幸福は、私どもだけで独占してはいけない!皆様もどうぞ。
誉寿司はランチもやっています。誉寿司の電話は018-862-5065です。

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