賀内です。

先週は出張で、福岡でした。留守番の廣田・鶴岡コンビに、あとは何の心配もなくまかせて、行ってまいりました。
会議のあった建物から見た、博多湾です。画面左に見えるのが福岡タワー。秋田市のセリオンとそっくりでしょう？

北原白秋のふるさと・福岡県柳川市を訪れる機会もありました。柳川市は川の町でもあります。川下りの小舟に乗って、その様子をメールにして、遠く秋田の「あさ採りワイド」に送信すると、返す刀で番組のディレクターから「その様子、電話で中継しませんか」と仕事の発注。留守番を代役にまかせて九州まで来ているという負い目がある手前、要請には素直に従って、5分ほど川下りの様子をリポートしました。
白秋が作詞した「あわて床屋」などの童謡を船頭さんが歌う中、小舟はゆっくりと川を下っていきます。トロリという表現をしたくなるほど穏やかな柳川の川面には、濃いワイン色の落葉が浮かんでいて、柳川は、晩秋でもなく初冬でもなく、まさに秋たけなわ。船と同じくらいのゆったりしたペースで、秋が一歩一歩深まっていくのでした。