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2009年11月19日

2009年11月19日(木)

賀内です。

ことしデビュー50年を迎えたのが、愛知県出身の双子デュオ「ザ・ピーナッツ」です。
きょうは、デビュー曲「可愛い花」に始まり、「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ウナ・セラ・ディ東京」「大阪の女」「サンフランシスコの女」などなど、ピーナッツ特集をお送りしました。

当然、日曜夜6時半のお楽しみだった「シャボン玉ホリデー」のテーマソングも放送しました。惜しいのは「○○だよ、ピーナッツ!」という二人の声が入っていなかったことですね。今頃だと「冬の到来、ピーナッツ!」などと叫んで番組が始まり、たとえば焼き芋屋さんのコントがあったりするんでしょうねえ。
こまどり姉妹に始まって、じゅんとネネ、リリーズ、リンリン・ランラン、ピンクレディー、あみん、うしろ指さされ組、マナカナなどなど、女性デュオは数多く出ましたが、どう考えても、やはりピーナッツがその代表格でしょう。歌だけでなくコントもこなすその姿は、後年のアイドルたちに重なっていきます。

「シャボン玉ホリデー」のラストシーンは、ある年代以上のかたがたはご記憶でしょう。ジャズのスタンダード曲「スターダスト」が流れる中、ピーナッツの後ろにハナ肇さんが立ちます。きょうの番組を振り返る、ひとこと、ふたこと。そしてピーナッツのふたりをけなすと、けなされた二人はヒジ鉄をくらわし、番組は終わるのでした。
他にも、「シャボン玉」といえば「おとっつぁん、おかゆができたわよ」とか、植木等の「お呼びでない」とか、いろいろとお約束のシーンがありまして、挙げればきりがありません。ああいう上質の歌と踊り、コント(当時は『くだらない』と言われたでしょうけれども)を見て育ったのは、幸せでした。

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