2015年8月27日
八橋人形伝承の会
鶴岡です
秋田市の伝統の土人形「八橋人形」の復活を目指そうと、
このほど、「八橋人形伝承の会」が発足されました。
スタジオで、会長の梅津 秀(うめつ しゅう)さんにお話を伺いました。
お持ち頂いたのは、10cmほどの 可愛らしい人形です。
おさげの女の子。紅い振り袖を着ています。
250年ほどの歴史がある八橋人形は、京都の伏見人形がルーツなのだそうです。
もともと梅津さんは、様々な人形を展示して多くの方に楽しんで頂いていましたが、
八橋人形を募ったところ、自宅で飾っていた人形が多数集まり、ファンの多さに驚いたとのこと。
最後の職人となった、故 道川トモさん(昨年3月逝去 享年77)の直弟子の方もいて、
より多くの人に八橋人形に関わってもらいたい、伝統を継承したいと、「伝承の会」発足に至りました。
粘土を型に合わせて作り、しっかりと乾かしたあと、800度の窯で焼き、絵付けを行う。
その絵付けが最も繊細で、難しい作業だと教えてくれました。
素朴で、温かみの感じられる人形。
現在、「伝承の会」会員は13名。
お問い合わせは090-5184-7364(梅津会長)まで。