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2014年10月31日

八神純子さん

「みずいろの雨」「パープルタウン」「思い出は美しすぎて」と、こう並べれば、澄んだ歌声で昭和50年代のニューミュージック界を牽引した八神純子の声が浮かんできます。
どんな高音になっても声の艶があり、低音ではパンチの効いた安定の声、感嘆して聞いたもんです。

その、八神純子さんに電話インタビューという機会が巡ってきました。
今は家族のいるアメリカ(お子さんは20歳と24歳ですよ!)と日本を往復し、東日本大震災の被災地のほか各地でコンサートを開いています。

大震災の惨状を知った八神さんは、その年の5月には、もう、南三陸町や陸前高田市を訪れて、ライブで歌声を披露していました。
それも、バックバンドなど連れず、一人で会場入りです。
「歌なんだから、あたしはラジカセ一つ持ってカラオケあればライブできるんだ!」
そんなライブがしばらく続いたあと、秋田のアマチュアバンドの人たちが「自分たちでよければ」と、伴奏を申し出ました。
また、現地の人たちに聞かせるだけではなく、バスを借りて連れ立って被災地に行き、団体で歌を聞いて、現地でお金も使って復興に貢献しよう、というツアーもしました。

人と人のつながりの中で歌ううち、新曲も書きあげ、アルバム「Here I am」も完成しました。
聞いてみて驚き。のびやかな声はあの頃と変わりません。

11月には秋田でライブがあります。11/10(月)は横手で、12(水)は能代で。
さらに12/2(火)には、秋田キャッスルホテルでディナーショーがあります。
その歌声に、昔日の思い出を重ねる人も、数多くいるでしょうね。

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