2014年8月27日
ダリアがいっぱい
いつもより早い秋の訪れです。
秋の花の一つが、ダリアですね。
秋田市の雄和で、自分の畑にダリアを栽培して、私設のダリア園を作った方がいる、
というので、スタジオでお話を伺いました。
これが、雄和の左手子にある「よりみちダリア園」の様子ですが、
1500平方メートルに500株と言いますから、並みの規模ではありません。
ダリア園を作った佐々木勝男さんは、旧雄和町役場に長く勤め、
在職中からダリアを植え始めました。
市町村合併にも携わり、多忙だったはずなのですが、
早起きして時間を作ったりしながら栽培を続けました。
27種類もあり、長い期間、花を楽しめます。10月いっぱいまで見頃が続きます。
ダリア園があるということは、人から人へと伝わり、
毎日のようにお客様が訪れています。
毎年、楽しみにしている方もいるとのことです。
花を愛でていると、気持ちが安らぎます。
佐々木さんはそれを「花の力」と言っていました。
いい言葉ですね。
佐々木さん自身、役場に在職中、仕事に追われていた時も、
花に向き合っている時は、つかの間、忙しさを忘れていられたのではないか、
と想像してみます。
「花の力」は、ダリアだけではなく、佐々木さんにも備わっていったのではないでしょうか。
佐々木さんは柔和な表情で、ダリア園のことを語ってくれました。
ではスタジオで、日々言葉を発している自分には「言葉の力」があるだろうか、と、
柄にもなく反省しました。