「あさ採りワイド」が7時半に始まる前、7時25分からは「鈴木杏樹のいってらっしゃい」を放送しています。
私はその時間、スタジオに入っていて、杏樹さんの温かい口調のトークを聞きながら
「あさ採り」の準備をしています。

今週のテーマは「納豆」。
彼女は関西出身ですが「納豆、好きですよ」と言っています。
なんでも、子どもの頃から納豆に玉子を混ぜて食べていたそうで、その玉子も、黄身だけ混ぜるか、白身も黄身も一緒の全卵にするかの二派があるそうですが、彼女は全卵だと語っていました。

こういう話は、人の食欲をあやしく燃え上がらせる何かがひそんでいて、聞くともう、すぐにでも納豆と玉子をかき混ぜて、炊きたてのご飯にかけて、ずるずると食したくなってくるではありませんか。

納豆は、朝の食卓が似合います。
出張や旅行の楽しみの一つは、旅先の朝食ですが、これには、落とし穴がありましてね。
ホテルの朝食はバイキングが殆どですが、どれもみんなおいしそうです。
焼いた鮭も、だし巻き卵も、煮付も、かまぼこも、スクランブルエッグも、ソーセージも。
バイキングは、食べだすと歯止めがかからなくなってしまうのです。
そうそう、ホテルは空調のせいかのどが渇くので、ジュースなんかもするする入っていく。
食べ終わったところに、フルーツのデザートが目に入ったりしましてね。

しかし！
友人や仲間と泊まって、朝食会場に行き、気づいたことがあります。
次々とお代わりして食べている人は、体型が...共通しているのですね。
10年前、10キロ減量したわたくしとしては、食欲に負けてはいけないと、ここで踏みとどまります。

私が実行しているのは「何でもちょっとずつ取る」作戦です。
朝食会場に行くと、お盆に白い皿を乗せて、料理を取りに行きますが、魚もちょっと、玉子焼きもちょっと、煮付もちょっと、と皿に乗せていきます。
ちょっとと言っても、品数は多いので、お皿の上には結構な数の料理が上がっています。
どれもちょっとずつ食べて、そこでおしまい。これで満足、と思うようにしております。

私は時々、出張があって「あさ採りワイド」を休みますが、代役の鶴岡さんがしゃべっていたら
「今ごろ賀内は、旅先のホテルでちょっとずつ取っているな」と思ってください。
いや思わなくても結構です。鶴岡さんのトークに耳を傾けてくださいませ。
次回は6月、東京出張の予定です。