2013年9月9日
秋田からもフォーチュンクッキー
賀内です。
AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」はミリオンセラーになりましたが、そのクッキーが、秋田でも販売されています。
秋田市保戸野の「パティスリー・マリアージュミユキ」です。
きれいに包装されたクッキー。
割ると、運勢を書いた紙が出てきます。
「しっかりごはんを食べて頑張ろう」なんて、励まされますね。
...と、ここまで紹介すると、AKBのヒットソングにあやかって作ったように思えますが、それが違っていたのです。
社長の米本かおりさんに、スタジオでいきさつを伺いました。
ことの始まりは、お店の若いスタッフが上京して、横浜の中華街でフォーチュンクッキーをお土産に買ってきたことからでした。
「これいいね」「新商品にいいかも」と話が進んでいたところ、偶然、AKBの新曲リリースが発表されたというのです。
あまりに、タイミングが合っていました。
さらに、そのスタッフがAKBのファンで、上京したのがコンサートのためだった、というのもうれしい偶然です。
クッキーはラング・ド・シャ(猫の舌、の意)といって、クッキーを焼きあげて、熱いうちに占いの紙を巻き込みます。
占いは50種ほどあり、さらに増えているとのこと。
材料を吟味しているだけあって、甘すぎずしかもサクサク、バターの上品な香りが広がります。
クッキーそのものもおいしい上に、遊び心いっぱいのこの商品は大人気、占いのかわりにオリジナルメッセージを入れて、結婚式の引き出物にする人もいるとか。
若いスタッフのアイディアが、時代に追いついたともいえるクッキーです。
米本さんも、感心することしきりでした。
秋田市のダイニング「米カフェ」も繁盛している米本さん、実は私と小中学校の同期生で、こんな私を「賀内くん」と呼んでくれる貴重なかたです。
米本さん、ばらしてゴメン!