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2013年9月6日

2013年9月6日(金)

賀内です。

八代亜紀さんといえば演歌の大御所ですが、彼女はジャズシンガーでもあるのです。
小学5年のときにジャズに接して、歌の世界に入ろうと思ったというのですから、やはり、ちょっと違いますね。
その彼女はニューヨークの、ジャズの聖地ともいえるバードランドで歌いました。

今日の番組では「八代亜紀・ジャズ特集」として、ライブの曲目をお送りしました。
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」や「枯葉」のようなスタンダードも、実に楽しそうに歌っています。
うまい人は何を歌ってもうまい、と言えばそれまでですが、一つのジャンルに秀でている人は、歌の奥深い鉱脈を掘り当てて、畑違いのジャズでも、歌いこなしてしまうんでしょうね。
歌い方に余裕があって、曲のさまざまな部分でテクニックを楽しんで使い分けている、という感じさえします。

驚きが「舟歌」と「雨の慕情」。
大ヒットしたあの2曲を、ジャズのアレンジで歌ったのですが...しっかりジャズになってるんですねえ。
そして、ニューヨークのお客さんたちも、おそらく初めて聞くジャズの演歌(変な言い方ですが)を、心地よく聞いています。拍手、歓声で伝わってきます。
幅の広い芸域に感心して聞き入りながら、番組を進めていました。

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