2012年3月2日
2012年3月2日(金)[鶴岡]
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鶴岡です。
「当たり前」がなんて幸せなのだろう?と思ったあの日から、もうすぐ一年。
今日ご紹介したのは、「こころの幻燈会」の中からほんの一部でしたが、どの詩からもふるさとを思う気持ちがあつく伝わってきます。
なかでもりんちゃん(4歳)の「だいすき」を読んで、自分の4歳を思い出してみました。
4歳の自分は「あきた、だいすき」とは言っていませんでした。
世界の中の、日本の中の、秋田の中の自分って感じたこともなかった幼児時代です。
4歳児に「ほうしゃのうなんかに負けないよ」と言わせてしまう大きな出来事だったのだと改めて感じるとともに、
どの詩を読んでも、小さな子も、大人も前に進んでいるのだ、力強さを感じました。
やわらかな日溜まりのような「こころの幻燈会」の表紙絵。
「フクシマ」じゃない「福島」なんです、と聞こえてくるような気がしました。