賀内です。

水曜日は多くのリクエストをいただきますが、「深爪蟹（フカヅメ・クラブと読みます）」さんから「賀内隆弘の一発屋さん、いらっしゃーい」のコーナーを勝手に立ち上げちゃいました、というメッセージが届きました。その一回目のリクエストは、越美晴の「ラブ・ステップ」。

越美晴といえば、上半身を派手に動かしながらピアノを弾いて歌う姿が印象的な、1970年代後半のシンガーソングライターですが...覚えている人は少ないでしょうねえ。「女性版・原田真二」なんて、またまたその時代を感じさせるキャッチです。

ここで私の考えを述べておきますと、「ワン・ソング・シンガー」とも言われる「一発屋」を、何か下に見るような考えの人もいますが、私は違います。その「一発」すら出せずに消えていった人の、いかに多いことか。
「バス・ストップ」といえば「平浩二」。
「あなた」と言えば「小坂明子」。
「メモリーグラス」と言えば「堀江淳」。
「およげ！　たいやきくん」といえば「子門真人」（古くてすみませんねえ）。
歌と名前がドンピシャで一致するとは、なんとすばらしいことでしょう。
このコーナー、きょうだけの一発屋で終わるか、来週も続くかは、リクエスト下さるあなた次第です。