賀内です。
月曜の梅雨明け以来、猛暑が続いています。

どうやって暑さをしのぐか。
ラジオネーム「ウメちゃん」は、「レモン水」だとおっしゃいます。
「2リットルの容器にレモンを輪切りにして水を入れるだけですけどね」と言いますが、いやいや、ホントに暑いときはこういうシンプルなのが一番。
お好みでガムシロ入れたりしてもいいそうです。

「ペコちゃんのママ」さんは「サラダ」。
トマトときゅうりをスライサーで千切り、チーズを切ってまぜ、青じそドレッシングを加えます。
「暑さが吹っ飛んで、幸せな気持ちになります」
まさに、夏のサラダですね。

この時期、番組にいただくお問い合わせが「かすべの作り方」です。
「ピンクの薔薇」さんからも、「もうすぐ土崎のお祭り、といえば、かすべですよね」と、メールをいただきました。
こういう質問があると、わが社のデータベースが活躍するのです。

ABSラジオでは、昭和の時代から続いていた「サンサンモーニング」というワイド番組がありましたが、これは、リスナーからの疑問・質問を生放送で紹介し、その答えもリスナーから電話でいただく、という、双方向の先駆ともいうべき番組でした。
衣食住よろず、いわば暮らしの「なんでも相談室」といった趣きで、その質問と回答をまとめた膨大なファイルが、今でも保存されています。
スタッフが探し当てた「かすべのレシピ」ファイルには、1985年7月9日の日付がありました。昭和60年！そしてやはり、土崎のお祭りを控えた時期です。

そのファイルによれば、
・かすべを一晩、水につける。
・翌日タワシでこすり、ぬるぬるを取る。
・鍋にかすべと水を入れ、落としぶたをして3〜4時間煮る。
・身が崩れかかってくる前にお湯を捨てる。
・ひたひたになるくらいに醤油を入れ、酢と酒は盃1杯ずつ、ザラメ、白砂糖はお好み。
・弱火で3時間ほど煮こむ。

手間がかかっているのです。
でも、ここまでしないと、あの独特の味と歯ごたえにはならないのでしょう。
土崎のお祭りは、来週です。

「水曜リクエスト」のきょう、湯沢の鹿島ックスさんからは、「Tシャツに口紅」のリクエストをいただきました。
「若い頃、彼女を助手席に乗せてウキウキしながら、海に向かう車中でカーステレオから流れていた曲」だそうです。80年代の青春ですねえ。

当時の若者は、山下達郎の「ライド・オン・タイム」とか、大瀧詠一の「A面で恋をして」とか、そんな曲をかけながら海沿いの道路をぶっ飛ばしていたのですが、昔話はきりがないので、またの機会に。

まだまだ暑い日が続きそうです。おからだご自愛ください。