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2011年4月13日

2011年4月13日(水)

賀内です。

秋田市・星辻神社のだるま祭り、私もゆうべ行ってまいりましたが、寒い中にもかかわらず、神社の参道から行列がL字型に並ぶくらいの人出でした。

楽しみにしていた「だるま最中」は売り切れでした。うーん、出遅れてしまいましたが、ほかにも焼きそばや焼鳥、たこ焼き、お面などの屋台はいつも通りに営業していました。お祭りの雰囲気、やっぱりいいですねえ。神社で手を合わせている方々も、この春は、いつもと違った気持ちで拝んでいるかもしれません。

ラジオネーム「Fan」さんもそうだったようです。
「仙台での学生生活を送っていた息子を守ってくれたのも、だるま様のおかげかしらと、丁重に去年のだるま様をおさめてきました」
そう、だるまが身代わりになって、災難を受けてくれると言われています。

実は私、去年はだるま祭りに行けず、買い替えていなかったのです。ということは、なんと2年分の災厄をしょってくれていたんですね。「ありがとうございました。ありがとうございました」と感謝しながら、だるまを納めてきました。

きょうは、秋田から宮城や岩手に向かう方からのメッセージを数多く紹介しました。
「大学生の息子が仙台に戻ります。親子3人、車で向かっています」というのは「高校、大学軟式野球がんばれオヤジ」さん。
大曲の佐藤さんは「大船渡の親戚に地震見舞いに行ってきます。家は流されずに済んだので避難所にも行かず2階に住んでいるとのこと。何が必要かわからないので、まず行って顔みてこようと思ってます」。
「ハレルヤ」さんは「いとこが仙台市若林区に住んでいます。少し被害があるけど大丈夫と言っていましたが、やっぱり心配です。連休に仙台に行こうと思っています」。
不安な毎日を送っている中で、遠くの親戚がやってくる...再開して、言葉を交わして、どんなに救われることだろうと思います。「顔を見にきたよ」というだけでも。
私たちができることは、まだたくさんありますね。

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