2011年3月3日(木)
賀内です。
ひな祭りの日に冬将軍がやってきました。
きょうはひな祭り、耳の日、そして「民放ラジオの日」でもあります。そこで今日は、みなさん、どんなラジオで番組をお聞きになっているか、伺いました。
メールもFAXも、たくさんいただきました。
「2トントラックのラジオで」というかた、
「懐中電灯つきのラジオを窓際に置いて」というかた、
「携帯ラジオをいつも聞いてます」というかた、
「寝室、台所、あちこちにあります」というかた...
そのラジオでみなさん、朝から晩まで、ずっとお聞きだということです。
しかもそのラジオ、年季の入ったものが多いようで、20年前、中には40年前のラジオをお聞きのかたもいました。ラジオは構造がシンプルなので、壊れにくいというのもあると思いますが、それにしても長寿です。
「夫が入院、ラジオを持っていきます」「入院した時聞いていました」
ラジオは、病と闘っている人の味方でもあるのです。
私自身、一度、病床でラジオを聞いた経験があります。
5年前、腸閉塞で一週間入院し、「あさ採りワイド」を休んだことがありました。当然、ラジオを持って行きました。
入院してすぐの頃は、痛いし苦しいし、ラジオどころではなかったのですが、何日かして痛みも引いてきた頃、携帯ラジオを出して「あさ採りワイド」を聞くようになりました。
いつものように番組が進行して、「あさ採り星占い」が流れてきます。
ラッキーフードのところになると、一つ一つ聞き入って「退院したらこれを食べよう」などと考えるようになりました。そんなことが頭に浮かぶようになるのは、よくなってきた証拠なんですよね。
幸い順調に回復、退院した翌日には、またいつものスタジオにいました。
きょうはラジオについて、実にたくさんのメッセージをいただきました。それだけラジオが聞かれているということ。
期待に応えられる放送をしなければ、と、鶴岡さんと二人で気持ちを引きしめたのでした。