2010年1月7日(木)
鶴岡です。
パーソナリティクッキング中継の第3弾は、賀内さんが当番です。
9:40頃、完成。
スタジオに"それ"は、やってきました。
七草がゆをモチーフにした、男の料理、七草・稲庭うどんがゆです。
どんぶりに 細かいうどん。若菜(春の七草)の緑がはえ、梅干しの赤いアクセントが良いです。
盛りつけの部=合格!
一口、まずはおかゆ風うどんをいただきます。
おぉ!軽くすっと入ってきます。
今度は、七草と一緒にいただきます。
疲れた胃腸に気持ちよいですね。
梅干しは?
また目先がかわってどんどんおかゆが進みます。
わーおいしい。
味の部=合格!
コマーシャルのたびに食べて10時台が始まる前には、汗が出るほど体が温まりました。
おかゆは、自宅で炊きあげると1時間以上かかっちゃいますが、これは良いですね。
花丸です。大変よくできました。
昨日からタイムスケジュールを見つめながら深呼吸をしている姿を何度見たことか...。
テンパっている(!?)賀内さんを見るのはとても珍しい。
一人スタジオで留守番するという心細さも忘れて、私はおもしろがっていました。
エプロンもとっても似合っていました。本当にお疲れ様でした。
さ、クッキング中継、終えてどうですか?賀内さーん!
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はい、特設キッチンの賀内です。
いやー、離れているんで時差がありますねえ。(放送を聴いた人しかわからない話でごめんなさいね)
さてさて、きょうのメニューは、「七草・稲庭うどん粥」でした。七草粥はおなじみのメニューですが、秋田には稲庭うどんがあります。そこで、両者を結びつけて、こうなりました。
【材料】(4人分)
├ 稲庭うどん 320g
├七草セット 1パック
├白だし醤油 大さじ2
└水 2カップ
まず、七草を水で洗います。
かぶ、大根の白い部分は薄切りに。菜っ葉は30秒ほど湯がいてから細かく刻みます。
やってみてわかったのですが、しゃべりながら包丁を扱うのは、危ないですね。刻んでいるうちにシンクや床に野菜が散ってきましたが、まあ、気にせず進めます。
そのうち、放送を聞いたアナウンサーたちが、物見高くやってきました。
ポーズをとったりして、まだ余裕がある賀内。
余裕がなくなってきた頃。それをあたたかく見守っている酒井アナ。 (そうか?)
稲庭うどんはそのままゆでず、細かく砕きます。これを軟らかくゆでて、お粥に似せようというわけ。
うどんはポキポキ折って
ボールの中で、包丁の柄を使って砕きます。あとから気づいたのです
が、すりこぎを使えば早かったですね。この作業、やっているうちに無心の境地になります。
うどんの袋には「5分半」とありましたが、少し長めに6分ゆでました。
ゆで上がったら、ざるにあけます。このとき、ちょっとした工夫がありまして、私はざるの下に丼を置きます。うどんをゆでた熱湯が丼を満たして、器も熱いままになるのです。
うどんが熱いうちに、さっそく丼へ。細かくなったうどんは、さいばしを受けつけませんから、おたまであけます。すこしくらいゆで過ぎでも、ゆで足りなくても、あまり気にせず行きましょう。
だし汁をかけて、菜っ葉と梅干をのっけて、できあがりです。
とりあえず鶴岡さんから合格点をいただいて、一安心。
特設キッチンは、うどんのきれはしや、七草の切り落とした根っこで散らかっていたのですが、私は完成品をスタジオに届けるのでそれどころではなく、スタッフがきれいに片づけてくれました。感謝!
私としては、「世界の料理ショー」をイメージしたつもりだったのですが、しゃべりながらの料理は難しいもんです。グラハム・カー(『世界の料理ショー』の人ね)やグッチ裕三さんを尊敬した一日でした。
これで、田村陽子さんのイカラーメン、鶴岡さんのりんごカレー、そして不肖私の稲庭うどん粥と一巡。あとは花の独身・どフリー、廣田アナを残すだけとなりました。どんな料理がどんな手際でできるのか、みんな注目しております。