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2009年12月18日

2009年12月18日(金)

鶴岡です。

由利本荘市のラジオネームのうぜんかずらさんからファックスをいただきました。
「雪降りましたネ。新沼謙治さんの歌では7つの雪があるとのこと...」

「津軽恋女」ですね。

ディレクターが調べました。
この7つの雪は、太宰治「津軽」という小説にも出てきます。この小説は次のような言葉で始まります。
「津軽の雪 こな雪 つぶ雪 わた雪 みず雪 かた雪 ざらめ雪 こおり雪」
津軽の雪の多さを物語るかのように、雪の表現が細分化されています。このフレーズを基にした歌が「津軽恋女」です。そのさびの部分

降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪

雪の降らない地域では、決してうまれない言葉です。

今週に入って一気に真冬になっちゃいました。雪かきも大変、運転も大変です。でも、この歌と思い出したら今日降っているのは、何雪かしら?と降っている雪を眺めてゆっくりとお茶を飲む時間を持ちたいものだと思いました。

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