2009年12月3日(木)
賀内です。
かねて予告の「鶴ちゃんクッキング・リンゴを使ったこんなレシピ」発表の日がやってまいりました。私など、待ち切れずにABS特設キッチンに出向いて味見までしたほどでした。
本日10時、スタジオに運びこまれたお鍋の蓋を開けると、待ちかねていたようにわき上がる湯気とカレーの香り!カレーの表面は、リンゴと玉ねぎの粒々で、食欲をそそる起伏ができています。これがリンゴ3個分が入ったカレーです。
ルーにスプーンを差し入れて、一口味わうと...
おお!
リンゴと玉ねぎの甘み、にんにくとカレーの辛みとうまみ、それらが渾然一体となった、今までにない「びっくりカレー」になっているのです。リンゴと玉ねぎのザラザラが、舌を心地よく刺激します。
今度は、ご飯と一緒に食べてみますね...
ふーん!
エビやイカの歯ごたえ、ご飯の弾力、ルーのざらざら、感覚総動員で味わいます。
うまいうまい。
ご飯を固めに炊いておいたのが正解でした。
エビやイカは「海のもの」ですね。リンゴや玉ねぎは「山のもの」というか、陸の産物ですね。海のものと山のものが一緒になって、すばらしい味になっていました。
スタッフの中には、自分でご飯を盛っておかわりする者も出る始末で...
でも、おいしいからいいじゃないですか。
では、企画立案・制作にあたった鶴岡さんに、その秘伝を聞いてみましょう。鶴岡さん!
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はーい、鶴岡です。
りんごをどう使うか?と考えると、どうしてもおやつ・ケーキを思い浮かべますが、年齢を超えて、性別を超えて親しまれるメニューにしたい...そう思ったら、メニューはカレーになりました。
フードプロセッサーに、りんご・たまねぎ・にんにく・しょうがを全部入れてぐっちゃぐちゃにします。それをシーフードミックス、カレールーとともに煮込んで完成です。行程はシンプル。
最後にチョコレートで味を調えます。おしょうゆをちらっと入れてもいいし、お水を足しても良いと思います。
今日は、たまねぎやシーフードからたくさん水分が出たので、水を入れませんでした。
シーフードにムール貝を加えて、豪華にしても良いし、チキンに代えても良いと思います。あとは、お好みでどうぞ。
お料理は、その野菜の切り方もとても大事ですが、このカレーは、全部ぐちゃぐちゃにするだけなので熟練の技はいりません。カレーも市販のルーを使うので、いつもご家庭で使っているものを使用できます。
簡単で、りんごをたくさん使って、出来上がりはプロのシェフが作ったの?と言われるような「濃厚びっくりカレー!」だったはず...!?
全身がカレーのにおいに包まれて、スタジオもカレーのにおいいっぱいになりました。
ラジオをお聴きの皆さんの「作ってみましたレポート」もお待ちしてます。
-----りんごのカレーレシピ-----
【材料】
★
├ りんご 3個
├たまねぎ 3個
├にんにく 3かけ
└しょうが 1かけ
オリーブオイル
シーフードミックス
☆
├カレールー
├しょうゆ 少々
└チョコレート 1かけ
【つくりかた】
(1)★をフードプロセッサーでピューレ状にする
(2)鍋にオリーブオイルをいれ、シーフードミックスを炒める。
(3)(1)を(2)に入れて煮込み始める。
(4)カレールーを入れてさらに煮込む。30分ぐらい。
(5)仕上げにしょうゆ、チョコレートを入れて味を調える。