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2009年7月31日

2009年7月31日(金)

賀内です。

「あさ採りワイド」では、月に一度、脳血管研究センターの長田乾先生に、脳の話や認知症の話を伺っています。
きょうは「物忘れはなぜ起こるのか」がテーマでした。
認知症とまで行かなくても、「顔を見ても名前が出てこない」「鍵の置き場所を忘れた」「昔のことは覚えているのに、昨日のことを忘れている」などの度忘れ、物忘れは、けっこうあるものです。

長田先生によると、記憶が脳に保存される部位は、記憶によって違っていて、長期的な記憶は脳の外側の大脳皮質に、短期的な記憶は脳の内側の「海馬(かいば)」に保存されるそうです。昔のことは長期記憶として大脳皮質にしっかり保存されているのに対して、きのうきょうのことは短期記憶としてしか残っていないので、忘れやすいとのこと。

では、忘れないためには、どうすればいいのでしょうか?
覚えたことを何度も口に出してみる、手で書いてみる、語呂あわせにしてみる、関係づける、など、いろいろな方法を試してみるのだそうです。何度も再生させることで、記憶が強化されていくのですね。

次回の長田先生のコーナーは、8/21(金)の予定です。私は「大曲の花火の前日」と覚えました。これで忘れないぞ!

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