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2008年9月18日

2008年9月18日(木)

賀内です。
相変わらず暑いですが、稲刈りも始まっていますね。
お米はいいとして、残った稲わらをどうするかが、秋田では大きな問題です。過去には、稲わらを焼いた煙がスモッグの原因になったこともありました。

きょうの「賀内隆弘のさて今週は」では、この稲わらを、次世代の燃料・バイオエタノールにする研究について、県総合食品研究所の主任研究員・進藤昌さんに伺いました。
もともと廃棄する物を原料にするのですから低コストですし、バイオエタノールは、これまで濃度5%が上限とされていたのに、進藤さんの開発したバイオエタノールは、ある酵母を使うことで、濃度が倍の10%にもなるというのです。
その酵母は、うれしいことに、進藤さんが秋田県内某所で発見したのだそうです。
画期的なバイオエタノールが、秋田の研究所で、しかも秋田の酵母で、生まれようとしています。

さらに先の見通しとして進藤さんが語ってくれたのは、県内の休耕田などを使ってわらを作り、バイオエタノールの原料にしていけないか、ということでした。
なんだか、目の前が明るくなっていくような話ですよね。秋田発のバイオエタノールが実用化されていくのは、いつでしょうか。

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