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2014年07月23日

高校野球決勝へ

ABS news every.取材記 2014.7.21(月)

高校野球の準決勝が7/21(月)海の日に行われました。

もろもろは端折りますが、球場取材クルーが取材したものを第1試合が終わった時点で持ち帰り、先に本社で原稿を書いて編集しました。


そのとき、秋田市のこまちスタジアムで撮影した写真。第1試合終了後の3塁側のスタンド方向です

休日ということもあって準決勝でお客さんの入りが結構なものでした。

結果は
・能代松陽 6x-5 大曲工業 延長10回サヨナラ
・角館 7-0 由利工業 7回コールド

で第5シード能代松陽と、第7シード角館がそれぞれ決勝に進みました。

決勝は7/24(木) 13時からです。
このブログが掲載される頃に、試合が始まるかもしれません。


第1試合終了後の1塁側のスタンド方向

過去の夏の大会の結果を並べると

能代松陽は
2013年 3回戦 能代松陽1-2 秋田商業(秋商は優勝)
2012年 準優勝 能代商業3-4x秋田商業 9回サヨナラ
2011年 優勝  能代商業6-3 秋田中央 2年連続3回目
2010年 優勝  能代商業5-4 秋田商業 25年ぶり2回目
1985年 優勝  能代商業6-0 秋田  初優勝  

能代商業時代を含めて3年ぶり4回目の優勝を狙います。

角館は
2013年 準優勝 角館 3-4x 秋田商業 9回サヨナラ
2012年 3回戦 角館 3-9 秋田
2011年 3回戦 角館 6-8 能代
2010年 2回戦 角館 2-9 本荘
1987年 準優勝 角館 1-7 経法大附属

1県1校制になってから準優勝2回


このときの担当が菅原真梨子記者と秋田ステージ宮崎淳カメラマン。いわゆるスポーツ担当、スポ担です。真梨子ちゃんは昼食中(笑)

金足農業は1959年昭和34年 西奥羽大会で甲子園出場に王手をかけたものの準優勝、新庄北に4-1で敗れて準優勝、甲子園には出場できず。

それから1984年 昭和59年の初優勝・初出場まで24年もの歳月がかかりました。
その年は金足農業は破竹の勢いで甲子園のステージを駆け上がり、甲子園ベスト4という偉業を達成します。
準決勝で敗れたのは桑田・清原のいた超黄金時代のPL学園です。PLはそのまま全国制覇を成し遂げました。
その年の主軸だった工藤浩孝さんは現在、西目高校の監督としてチームを牽引しています。

第1シードの大曲工業は、近年コンスタントに県大会優勝を勝ち取っています。東北大会にももちろん出場しています。
しかし、夏のトーナメントの怖さというか、今大会も8回に追いつかれ、サヨナラで能代松陽に敗れました。

何が言いたいかというと、初めて甲子園に出場するための壁は、心理的なものなのか何なのかは分かりませんが、とてつもなく大きいという事が言えると思います。

最後に初出場をとげたのは若き小野平監督が率いた1985年の能代商業です。
それ以来、「初」優勝は出ていません。

角館は去年の悔しさが頭にこびりついていると思います。
その壁をレッキングクルーのように壊して、初めて甲子園が見えてきます。


月曜日は 晴れてたんだけどなあ・・・

両チームのいい試合を期待しています。

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