2014年8月21日
県政体験会
ABS news every.取材記 2014.8.8(金)
夏休み中の子供達が自分達の住む秋田県の課題や現状を考える「県政体験会」が秋田県議会棟で開かれました。
子供達は「秋田の活性化策」をまとめて、直接佐竹知事に問いかけました。
一般の人はなかなか来ない 県議会棟。撮影は秋田ステージ吉川博カメラマン
県教育庁の開催です。すごい参加人数ですね
体験会は、人口減少などが進む秋田県について活性化策を考えるとともに、秋田に関心をもってもらおうと県教育庁が企画しました。全県から小中高校生 約90人が参加しました。
子供達はまず班毎に、家で考えてきた活性化策を発表しました。
担当の方が あるていど道筋をつけそこに意見を出していくというスタイルです
中には
「保育園と老人ホームを合体させると地域力がアップしたり秋田県から良い人材が出てくると僕は思う」
なんていう意見や
「使っていないビルやアパート工場などを取り壊して、住居を増やし若い人たちが働ける所を造ったりする」
というような意見もあり、大人もびっくりです。
さらにこうした細かい意見を別の班の人たちと一緒になって整理してまとめ、その意見を佐竹知事に直接提言します。
すごい参加人数がまとめたのがこの3つ
こどもたちが直接 意見具申をします(笑)県議会議員でも発言時間が決められているので、知事に物申す機会は少ないんです。タウンミーティングがありますが、それはさておき、貴重な機会です
教育庁ではこうした「問いかけ」ができる子供の育成に取り組むとともに、ふるさとに興味を持ってもらいたいと話していました。