5月5日の“こどもの日”、また一人、私の友人が天国へ旅立ちました。
仕事をしている最中に、訃報が届きました。

私の心の支えになっている大切な存在、川和田茂也さんは、
「ABSニュースワイド」を担当していた20代の頃、障がいを持つ人々にとって秋田の町は住みやすいのか？という企画があり、車椅子に乗った川和田さんが取材に協力してくださって以来、40年のお付き合いです。
私の知る限り川和田さんは、秋田で最初に車椅子でどこにでも外出し、積極的に活動していらっしゃる方でした。

最後にお会いしたのは3月。
元 秋田大学教授の進藤伸一先生と一緒に、ホワイトデーのプレゼントを自宅まで届けに来てくださったのです。

脳性まひの川和田さんは、おしゃべりや歩いたりすることは困難でしたが、
秋田大学の非常勤講師を務めていたり、講演を依頼されたこともある、とても知的な方でした。

生きていると、楽しい時も辛い時もあります。
どんな時も、彼は私の心の支えであって、多くのことを学びました。
音楽も大好きで、一緒に楽しみました。

これからも、姿が見えなくても
心の中に川和田さんがず～っといてくれて、私を支えてくれるような気がします。
心より御冥福をお祈り申し上げます。