ニュース
テレビ
ラジオ
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
ABSあぷり
SNS
2015年10月9日

汽車旅の楽しみは

10/14(水)の鉄道の日を前に、10/9の「あさ採りワイド秋田便」鉄道ソングの特集。
「高原列車は行く」「恋の山手線」「ああ上野駅」「A列車で行こう」「あずさ2号」「シンデレラ・エクスプレス」とお送りしました。
「銀河鉄道999」や「Choo Choo TRAIN」も「新大阪」もあるのですが、それはまたの機会ということにしまして、きょう嬉しかったのは、皆さんからお寄せいただいた「鉄道の思い出」でした。

「南京豆」さんは「列車移動といえば冷凍みかんとポリ容器のお茶」。
「洋平」さんは、夜行で帰省したとき、乗り合わせたお客さんからお酒をごちそうになった話。
「グリーン3号」さんは、子どものころ敦賀から特急「白鳥」で秋田に遊びに行ったら、何時間も乗っている間にまわりの大人がみかんやチョコレートをくれた、という話。
列車の旅といえば、食べたり飲んだりも大きな楽しみ。
それに加えて、たまたま一緒になった人との会話もありました。
(わずらわしく感じた人もいたかもしれませんが…)

その昔、秋田と東京を結ぶ夜行列車は、寝台特急「あけぼの」をリーダー格に、
急行「津軽」「鳥海」「天の川」と百花繚乱、
A寝台B寝台、グリーン車も普通車もあり、豪華さを楽しむか、安く上げるか、いろんな乗り方がありました。
それから、今は絶滅した「食堂車」。
私は数えるほどしか使いませんでしたが、今も食堂車があったら、ビールを飲みながら車窓の景色を楽しむだろうなあ。

…ということを話していたら「たっちのおばちゃん」からFAX.が。
「私は特急の食堂車に乗務していました。あけぼの、日本海、つがる、きたかみ、なつかしく感じます」
おお、食堂車のウエイトレスさんでしたか!
揺れる客車の中で料理を運ぶのは大変だったでしょうけれども、間違いなく、旅の楽しみを演出してくれたキャストですよ。
そのFAX.は、こう結ばれていました。
「私の主人は9月に鉄道を定年退職しました」
うーん、そうすると、ご夫婦の出会いの場は、職場、つまり列車内だったのでしょうか。
楽しく想像しながら、FAX.を紹介したのでした。

掲載されている記事・写真等すべての無断転載を禁じます。Copyright © Akita Broadcasting System. All Rights Reserved.