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2013年1月10日

2013年1月10日(木)

賀内です。

仕事で秋田市を訪れたという方からのメールに、仕事のあと、喫茶店でゆっくりくつろいだ、とありました。送られた写真に写っているシュガーポットとミルクポットは、重みのありそうな銀の器で、チェーン店の喫茶とはちょっと違う、落ち着きや風格を感じさせました。

そう、喫茶店というと多くは個人経営で、店それぞれに個性があった...という時代がありました。
そういう喫茶店が、正札竹村の近くにあった、という大館の方のメッセージもいただきました。
喫茶店も正札竹村も、懐かしいキーワードです。

年配のマスターが、一杯ずつお湯を注いで淹れるコーヒーの香り、なんてのも、なかなか体験できないものになりましたが...
ここで伺いますが、みなさん、インスタントでないレギュラーコーヒーを自分で淹れたのは、いつの頃からですか?

私はずっと、自宅にあるコーヒーといえばインスタントでした。
それが、大学生でひとり暮らしをしていたある日、商店街の福引で、コーヒー道具一式が当たってしまったのです。
取っ手がついたガラス器具、じょうごのようなプラスチックの器具...「ドリッパー」という名前があるというのを知るのも後になってからで、よくわけが分からないままあれこれ調べて豆を買い(しかも、麦チョコみたいな豆そのものではなく、粉に挽いたものを使うということも初めて知った!)、紙のフィルターを買って、恐る恐るお湯を注いでみると...いやー、今までかいだこともないような芳醇な香りが、当時の私の下宿・東京下町の6畳間に立ちこめたのでした。

今は、多くの家庭にコーヒーメーカーがあって、早いうちからレギュラーコーヒーを飲むようになっているでしょうから、こんな体験をすることもないでしょうけどね。

ところで。
今週、出張で上京してきました。
仕事を済ませて、会社に何かお土産と思い、とあるデパ地下のお菓子売場で発見したのが、これです。

神社の絵馬のように見えますが、これがなんとクッキーなのです。
巳年にちなんだ絵入りで、これは縁起がいい、と即買い。
会社にも、お聞きの皆様にもいい年でありますようにと願い、スタッフみんなでいただきました。

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