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2011年6月30日

2011年6月30日(木)

賀内です。

カレーライスなら、ごはんにカレーをかけたもの。
チキンライスなら、鶏肉や野菜を刻んで炒めて、ケチャップで味をつけて...と思い浮かびますが、「トルコライス」と言われたら、すぐにイメージが浮かびますか?

きょうのゲストは、その「トルコライス」を出しているレストランや洋食屋を探し、情報収集をしている「トルコライス部」の謎の二人、トルキーさんとササキーさんでした。
はるばるトルコから来日してきたのかと思って身構えていたら、二人とも日本語をしゃべっていました。

トルコライスとは、1枚の皿にピラフ、ナポリタン、トンカツ(しかもドミグラスソースかけ)が載っているのが基本とのこと。ただ、長崎風や大阪風などあって、微妙にスタイルが異なるのだそうです。
ボリュームがあって「がっつり」であること、1枚の皿に載せる「ワンプレート」であることなど、昨今の「はやり」を先取りしていると言えなくもないのです。
トルキーさんは、子供のころからトルコライスが好きで、それでトルコライス部を設立したのかと思いきや、食べ始めたのは最近で、部の創立も今月に入ってからだそうで...けっこう歴史が浅いのでした。
しかし思い立ったら活動は素早く、オリジナルTシャツを作って、さっそく着用に及んでいます。

このトルコライス、全国チェーンのファミレスなどではあまりお目にかからず、個人経営の、昔ながらの喫茶店のメニューに載っている、というのが特徴です。トルキーさんも、秋田駅前の老舗喫茶店でトルコライスを食べて、はまってしまった様子。
しかもトルキーさんによれば、入り口のメニューに書いてなくても、入店して「トルコライスできますか」と聞くと、意外とできたりする、とのこと。「できなかったら?」と聞くと、無理せず別の、できるメニューを頼むとのこと。従順な会員なのでした。

もう一つ、トルキーさんの情報によると、秋田駅前で「トルコライス」と呼ばれているものが、大仙市の店では「オープンカツ」という呼び名で出されている、というのです。しかも、中心街で。

本当かな、と半信半疑で、番組でしゃべったところ、来ました! 
「消えない虹」さんのFAXです。

「オープンカツ、懐かしいです。大曲では私が物心ついたとき、40年くらい前には、あちこちのレストランや食堂でありました。小さい時から高校卒業するまでよく食べたものです。特に高校時代は毎日、部活が終わり汽車時間までの間食べていたんですよ。パーク(店の名前)で300円くらいでした。ケチャップごはんに、とんかつ、カレー、わきにはキャベツ、トマトのサラダが銀の皿に盛られ、ほんとうに美味しかったです」

どうです、40年前というのに、この鮮烈な記憶!オープンカツは大曲の青春の味だったんですね。

「あさ採りワイド」でも、なんだかトルコライスを広めたくなってきました。
トルコライス情報、お待ちしています。

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