賀内です。

ことの始まりは、ラジオネーム「おがわちゃん」のメールでした。
ご主人と秋田に帰省したおがわちゃん、東京出身のご主人は、あちこちの道路にペイントしてある白い足形と横線を、珍しそうに見ている、というのです。

秋田の皆さんはおわかりですね？家々の前にも、学校の門前にもあります。いったんそこで止まって、車が来ないか左右を確認しましょう、という標示です。足形があると、自然に足を乗っけて、立ち止まってしまう、という効果もありますね。
これ、ご主人は「関東圏では見たことない」と言うのだそうです。

この標示、秋田だけなんでしょうか？そんなことがありますか、と思って、呼びかけてみたところ、北海道、山形、仙台の各地で見た、という情報をいただきました。でも、寄せられた情報の範囲では北海道東北で、関東で見た、というのはありませんでした。

鶴岡さんは秋田出身ですから、もちろん、この足形、知っています。
あの足形は大人の足のサイズですから、鶴岡さんは子供のころ、自分の小さい足を足形に乗せて比べていたといいます。「大人になったら、ここまで大きくなるかなあ」と思っていたのでしょうね。

きょう初メールだという「藤原もうふ店」さんは東京出身。
足形のほかにも、秋田で面白いと思うことがあるそうで...
ひとつは、自動車が左折するとき、右側に一回ふくらんで左折すること。
いますねえ。狭い道への進入ならわかるのですが、広い道路でも、この曲がり方、見かけます。

もうひとつは、宴会前に早く集まった人たちが「練習」と称して乾杯前に飲み始めること、だそうです。
でも「藤原もうふ店」さんは「この練習が最高に良いルール？だと思いました」とおっしゃっています。
よくぞ言って下さいました！私も、この「練習」を愛するという点では人後に落ちないつもりで、だいたい定刻前に宴会場に推参、楽しく練習を積み重ねております。
練習が好きになったら、あなたも立派な秋田県人ですよ。