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2009年6月3日

2009年6月3日(水)

賀内です。

水曜リクエストのきょう、「能代の田子作」さんから、大塚博堂の「娘をよろしく」のリクエストをいただきました。

「妻の父親に『娘をよろしく』と言われ結婚したのは24年前の6月でした。いちばん上の娘は22歳、いつか娘が連れてくるであろう男に『娘をよろしく』と素直に言えるか不安です」

24年といえば、来年は25年、銀婚式です。四半世紀たって、よろしくと言われる側から言う側に、立場が逆転してしまったんですね。

ガチガチに緊張した青年が正座して、彼女の父親に向って「お、お嬢さんを僕にください」などと言うのは昔のドラマですが、今もこんな光景、あるでしょうか。
かくいう私も以前、婚約前に、これと似たような経験をいたしました。
アナウンサーだから話し慣れているだろうというのは、それは商売上のことでして、こんな状況、生涯に何べんもあることではありませんから、柄にもなく緊張しましたねえ。逆に「こういうことに慣れている人」というのも、いったいどんな人だろうという気がしますが。
あれは一種の面接試験だとも言えます。幸いお許しが出て「内定」をいただき、緊張がほぐれたのも、今となっては懐かしい思い出です。

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