2009年3月20日(金)
今から127年も前のことです。明治15年の今日、東京の上野動物園がオープンしました。
そして、同じく今日。今から1時間ほど前。秋田市の大森山動物園が、今シーズンの営業を始めました。
3月20日は、動物園に注目です!
そこで、上野動物園と大森山動物園の話題を紹介しましょう。
東京、上野動物園の堀秀正さんにお話を聞きました。
【Q】127年前、明治15年当時は、どんな動物がいたのですか?
【A】開園当時にいた動物の種類はよくわかっていません。開園翌年の明治16年1月の資料に、当時園内にあった動物舎の名称が記載されていますが、鳥獣室、猪鹿室、熊室、水牛室、山羊室、小禽室などとなっていますので、日本産のクマ、イノシシ、シカ、そのほかにスイギュウや家畜のヤギなどが飼われていたものと思われます。
【Q】この127年を振り返って、上野動物園にとっての大きな出来事はなんですか?
【A】昭和25年4月から全国を巡業した移動動物園と、昭和47年10月に日本に初めてジャイアントパンダが来園したことが全国民の注目を集めた出来事だと思います。
【Q】昭和25年の移動動物園はどんな動物を連れて行ったのですか?
【A】インドゾウです。名前はインディラ。これは後にインドの首相になったインディラ・ガンジーから贈られました。他にマントヒヒ、ヒグマ、クジャクなどで、この移動動物園は、秋田にも行ったことがありますよ。
【Q】これから学校は春休みを迎えます。いくつかイベントがありますが、「ゴリラへ春の特別プレゼント」。どんなものをプレゼントするんですか?
【A】入り口をゴムですぼめた袋の中にエサを入れて、ゴリラに投げます。ゴリラがどんな風に袋をあけるか。そのしぐさに注目です。他にゴリラについては4月1日、ゴリラの体重測定も行います。
【Q】マングースがエサを食べる様子も見られるんですね?
【A】マングースの大好物はタマゴや貝です。この固い殻をどうやって割って食べるか注目です。
動物がエサを食べる様子って愛くるしいかったり、迫力があったり、楽しみなイベントですね。
他にも、春休み期間、3月26日(木)〜4月5日(日)までイベントが盛りだくさんです。ぜひ、お楽しみに!
次は地元、秋田市の大森山動物園の話題です。
大森山動物園は今日、今シーズンの営業を始めました。8時55分、オープニングセレモニーがあり、その後、9時正面ゲートが開き先着100名に動物園グッズのプレゼントがありました。
動物園の本間さんと、ペンギンの水槽の前で。
まんまタイムは大人気です!
ムシャムシャ。
人間、廣田裕司です。
サル山では、エサやり体験ができます。
他に、ポニーのお散歩や、動物のなまえクイズなど、イベント目白押しの一日でした。