2009年2月10日
2009年2月10日(火)
賀内です。
「あさ採りワイド」のスタジオには、毎朝6紙の朝刊が届きます。大事な情報源です。
昨日は休刊日で、新聞のない朝を過ごしましたので、けさはインクの匂いと活字が新鮮でした。
旧琴丘町出身の読売新聞特別編集委員・橋本五郎さんは、そのコラムの中で「自分で切り抜きすることは新聞記者にとって原点とも言えるものだ」と記しています(2005年1月22日・読売新聞『編集委員が読む』から)。
五郎さんに及ぶものではありませんが、私もささやかながら、新聞の切り抜きで情報を集めています。インターネットも使いますが、新聞の情報はまた別です。
...というようなことを話していたら、「カーネーション」さんからFAXをいただきました。
「私も切り抜き結構やってます。料理メモ、くらしのヒント、病気や介護のこと...。
ラジオはスクラップにはできませんが、メモを取り生活に役立てています」。
襟を正す思いで、このFAXを紹介しました。
生放送は新聞や出版と違って、推敲や校正がありません。その場その場、即興での話になります。それだけに、ともすれば安易な会話になりがちですが、こうしてメモを取っているかたもいるのです。多くのかたが聞いていることを思いながら、気を引きしめました。
カーネーションさん、そしてリスナーの皆様。メモを読み返しても役に立つような放送を、改めて心がけます。
明日もどうぞお聞き下さい。