賀内です。

秋田市出身のピアニスト、武田梢さんと、熊本出身のバイオリニスト、黒木健太さんがスタジオにいらっしゃいました。
今夜アトリオンでリサイタルがあるのです。

武田さんは秋田大学附属中学校を卒業後に上京、東京音大付属高校、東京音大へと進みました。実はABSでは、中学校卒業の時に武田さんを取材していて、その放送の一部を再生しながら、話を聞きました。
武田さん、ご自分の中学生時代のインタビューをはにかみながら聞いていました。

放送前にスタジオに入った武田さん、
「緊張すると、滑舌が悪くなるんです〜」と言い、
「アナウンサーって、どうやって発声練習してるんですか？」と、逆質問もありました。
いやー、でもこちらが伺いたいくらいで。
「ピアニストって、どうしてあんなに間違わないでピアノがひけるんですか？しかも両手で」

リサイタルでは、バッハ、リスト、フランクなどの曲が披露されます。
好きな作曲家は？と聞くと「ラフマニノフです」と、ロシアの作曲家の名前を挙げてくれました。
ロシアと雪国秋田、風土で共通するものがあるのかもしれません。

秋田出身の音楽家は、クラシック、ポピュラー、どちらの分野でも数多くいます。これからも、その声を届けていこうと思っています。