2012年09月20日
オキナワ日記☆7
今回の旅は、沖縄県内をガイド付きのバスツアーで巡ったんです。
大きな窓の向こうには青い空&青い海。
地元のバスガイドさんの沖縄の言葉。とても心地よく旅の気分を味わっていたら
「ここからは戦争のお話をさせていただきます。」
突然、ガイドさんが声のトーンを低くして沖縄戦の話を始めました。
そしてバスが向かったのは、ひめゆりの塔。
毎日たくさんのお花が供えられているそうです。
私もお花をお供えした後、隣にあるひめゆり平和祈念資料館を見学しました。
まず、パンフレットに書かれていた文字が目に飛び込みました。
「ひめゆり」は植物の花のひめゆりとは関係ありません。
校友会誌の「おとひめ」と「白百合」がひとつになり、「姫百合」になったとのこと。
ひらがなで「ひめゆり」を使うようになったのは戦後だそうです。
花の名前だとばかり思っていた私。
知らないことが沢山あります。
そして、知らなければいけないことが沢山ありました。
その日、ホテルの部屋に帰ってテレビをつけたら女子サッカー「なでしこ」の話題を取り上げていました。
花のひめゆりとは関係ないと知りつつも、思ったことがあります。
ひめゆり。
なでしこ。
これからまた違う花の名のつく女性たちが活躍することもあるでしょう。
花が表す女性たちが、平和な世で美しい花を咲かせることができますように。