ABSラジオで最終月曜日にレギュラー放送している
「海と日本PROJECT～CHANGE FOR THE BLUE　ラジオで応援！海ごみゼロを目指して！今できること」。
2月27日は男鹿市ジオパーク学習センターの菊地光和さんをゲストに生中継を行いました。

2011年に日本ジオパーク委員会から認定を受けた
「男鹿半島・大潟ジオパーク」の拠点と施設として翌2012年にオープンした施設です。

館内には岩石やジオラマなどの展示がされていて
大地のでき方や防災、環境などについて学ぶことができます。
県内の小中学生や生涯教育を目的とする団体が多く来館されているということです。

センターにはマイクロプラスチックごみのコーナーも設けられています。
マイクロプラスチックごみは5ミリ以下の小さなプラスチックごみで川から流れついたり、風で飛ばされたりしたプラスチックが紫外線や熱などで劣化して粉々に砕けて小さくなったものです。
おととしに男鹿市の安田海岸で採取されたもので、数センチの幅で海岸に長い距離で打ち上げられていたそうです。

マイクロプラスチックごみはプランクトンとほぼ同じ大きさのため、小さな魚が誤って食べているとのこと。
食物連鎖の末、人間が食べてしまう可能性もあります。

菊地さんはマイクロプラスチックごみを生み出さないためにもごみの適切な処理を呼び掛けておられます。