日本財団「CHANGE FOR THE BLUE」

2025年12月17日

ABSラジオ「海と日本PROJECT~CHANGE FOR THE BLUE、繋ぎ、育むあきたの海ごみゼロへ!の輪」

釣り具フリーマーケット

12月15日(月)『アオコ問題を本気でなんとかしよう会』代表船木信一さんにご出演いただき「八郎湖のアオコ問題」についてお話を伺いました。

船木さんは「大潟村干拓博物館アドバイザー」「クマゲラ、ハコネサンショウウオ等の研究」「洋上風力発電問題」等広い方面で活躍されている方ですが今日は「アオコ問題を本気でなんとかしよう会」代表としてお話を伺いました。
 アオコとは植物プランクトンの総称で水に浮き、毒素まで出すやっかいなプランクトンです。アオコは干拓直後から発生してはいたのですが、ここ10年ひどくなってきています。八郎湖からアオコが海に出ていくと海水がが緑色になってしまい、アオコのにおい、毒素成分が入ったサザエ、アワビ、イガイ等が売り物にならなくなってしまいます。アオコを嫌う魚介類が海岸に沖にとどまり近づかなくなり、漁や釣りに影響をあたえることになります。
秋田県も20年この問題に取り組んでいるが良い結果まではたどり着くことができず、世界中でも問題になっていますが駆除成功の報告はありません。
船木さんは生態系を考慮して地本の生き物による水質浄化を目指して研究を重ね、水槽レベルでは効果が確認できましたが、徐々に広いところでの効果を実験中です。
八郎潟のころは豊かな湖だったのですが、今はアオコが問題となっています。変えていくためには取り組むことがたくさんあり皆の力が必要なのですが、県内の認知度は驚くほど低いそうです。多くの方々にアオコ問題を知っていただき、賛同された方には署名活動にご協力をお願いしたいと思います。

オンライン署名 · 美しい男鹿の海を美しいままに 豊かな秋田の海を豊かなままに アオコ放出の抑制と澄んだ水の蘇生を求めます! - 日本 · Change.org