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【12月24日放送】「お酒との上手な付き合い方」
[出演]秋田大学大学院医学系研究科 米山奈奈子さん

年末年始は飲酒する機会が多い。アルコールはたくさんの人に親しまれている一方、最近の研究では、飲酒量の増加にともなって健康を損なうリスクが増加すると報告されているという。肝臓の病気のほか、口腔がん、咽頭がんなどは、アルコールとの関係が深いといわれている。
飲酒による“酔い”の状態は、ほろ酔い、酩酊、泥酔、昏睡の大きく4段階に分けられる。第2段階の酩酊は、同じ話を繰り返したりする状態だ。この状態になったら、お酒を飲み続けることをやめることが大切。第3段階の泥酔は大脳全体にまひが広がっている状態。吐いたものを気管に詰まらせて窒息する危険もあるため、酔っている人をひとりにしないようにする。
厚生労働省が示している節度ある適度な飲酒量は、男性が1日あたり、アルコール度数5パーセントのビールだと500ミリリットルまで。女性はその半分程度とされている。
番組では、秋田大学大学院医学系研究科の米山奈奈子教授が、飲酒のリスクや健康的で適度なアルコール摂取量などについて詳しく解説する。
【12月17日放送】「生活習慣とも関係 逆流性食道炎」
[出演]及川医院 及川圭介さん

逆流性食道炎は、胃の中にある胃液や食べ物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きた状態だ。胸やけやむかつきなど、様々な症状を引き起こす疾患。
逆流性食道炎は、胃と食道の境目にある筋肉が緩むことで胃液や食べ物が逆流する。胃液は強い酸性で、食道は酸に弱いため、胃液が食道に流れ込むと、胸やけやむかつき、喉の違和感などの症状を引き起こす。逆流性食道炎の患者は、胃液や食べ物の逆流が慢性的に続くのが特徴。
逆流性食道炎は、加齢によって胃と食道の境目にある筋肉が衰えて起こるほか、脂肪分が多い食事やアルコールなどのとり過ぎによって胃液が過剰に分泌され、発症につながることもある。なお、食後すぐに横になると、胃の中のものが食道に逆流しやすくなるため注意が必要だ。
逆流性食道炎の治療は、食道の粘膜を守る薬などを服用するほか、生活習慣の指導が柱になる。
番組では、秋田市にある及川医院の及川圭介院長が、逆流性食道炎の症状や原因、治療法を詳しく解説する。
【12月10日放送】「日常生活に支障 過敏性腸症候群」
[出演]及川医院 及川圭介さん

過敏性腸症候群は、原因となるような明らかな腸の異常がないにも関わらず、腹痛に加え、便秘や下痢が数か月にわたって続く疾患。
排便の回数が極端に少なく、強くいきまないと便が出ないといった症状や、急で激しい腹痛とともに、1日に3回以上も水のような下痢が出るといった症状など、患者によって様々だ。男女とも幅広い年代で発症する可能性がある。車や電車に乗っている時や、会議や試験の時といった、自由にトイレに行くことができない場面で突然激しい腹痛が起こるなど、日常生活に支障が出ることもある。
過敏性腸症候群の原因は今のところ解明されていないが、ストレスによって、便を運ぶ腸の収縮活動が過剰になったり、逆に動きにくくなったりすることが原因のひとつだといわれている。
過敏性腸症候群の治療の大きな柱は生活習慣の改善だ。3食を規則正しくとるようにするほか、睡眠を十分にとったり、適度な運動を心がけるようにする。
番組では、秋田市にある及川医院の及川圭介院長が、過敏性腸症候群の症状や治療法を詳しく解説する。
【12月3日放送】「身近な胃の病気 胃潰瘍」
[出演]及川医院 及川圭介さん

胃潰瘍は、胃の内側がただれたり傷ついたりしている状態で、悪化すると胃に穴が開いてしまうこともある。
正常な胃の中は、胃液と胃の内側を守る粘液の分泌量のバランスが保たれているが、このバランスが崩れると、胃の内側がいたみ、胃潰瘍になる。腹痛や、吐き気、食欲不振といった症状がみられるのが特徴。40歳代から50歳代の発症が多い。
原因の多くはピロリ菌への感染だ。ピロリ菌は母子感染のほか、食べ物や水を介して感染し、除菌しない限り胃の中に生息し続ける。このほか、薬を長期間服用し続けることや、ストレスによって胃の粘膜の機能が下がることも胃潰瘍の発症につながることがある。
胃潰瘍の治療は、薬の服用のほか、検査でピロリ菌が見つかった場合はピロリ菌の除菌を行う。胃潰瘍により出血している場合には、内視鏡を使った止血の処置を行うこともある。
番組では、秋田市にある及川医院の及川圭介院長が、胃潰瘍の症状や原因、治療法を詳しく解説するほか、内視鏡を使った検査の方法などを紹介する。
【11月26日放送】「クラミジア感染症・淋(りん)菌感染症」
[出演]おのば腎泌尿器科クリニック 佐藤良延さん

クラミジア感染症は、例年、日本でもっとも感染報告が多い性感染症だ。多くの場合、男性は尿道に、女性は子宮頸(けい)管に細菌が感染することで発症する。
感染後、1週間から3週間の潜伏期間を経て、男性は排尿時に尿道のかゆみや痛みを感じることがある。女性の場合はおりものの量が増えたり、下腹部が痛んだりといった症状が出ることがある。男女とも症状が強くないため、感染したことに自分でも気付かないことが多い。感染者との性交渉のほか、キスでも感染のリスクがある。
また、淋(りん)菌感染症は、男女ともクラミジア感染症と同じような症状が出るが、クラミジア感染症より症状が強いのが特徴だ。治療せずに悪化すると、男性の場合は精巣上体炎、女性の場合は卵巣炎や卵管炎を起こし、男女とも不妊症につながることがあるため、特に若い人は注意が必要だ。
番組では、秋田市にある「おのば腎泌尿器科クリニック」の佐藤良延院長が、クラミジア感染症と淋(りん)菌感染症の症状と治療法を解説する。
【11月19日放送】「自覚症状がないことも 尖圭(せんけい)コンジローマ」
[出演]おのば腎泌尿器科クリニック 佐藤良延さん

尖圭(せんけい)コンジローマは、発症すると主に性器の周辺にいぼができる性感染症のひとつ。自覚症状がないことも多く、知らずのうちにほかの人にうつしてしまうことが多いのが特徴だ。
尖圭コンジローマは、原因となるウイルスに感染することで発症し、性別を問わず性器や肛門の周辺、口の中にいぼができる。ウイルスへの感染から発症するまでの期間が3週間から8か月と長く、いぼができること以外に自覚症状がないことも多いため、感染したこと自体に気付かず、ほかの人に移してしまうケースがあるという。
尖圭コンジローマの感染経路は、感染者のいぼの中にあるウイルスが、粘膜や皮膚の傷口から入り込むケースがほとんどで、性交渉が主なきっかけとなる。体内に入ったウイルスは細胞の中で増殖し、陰部や性器の周辺で増殖して発症する。キスによっても感染するケースがあるため注意が必要だ。
番組では、秋田市にある「おのば腎泌尿器科クリニック」の佐藤良延院長が、尖圭コンジローマに感染した際の症状や感染経路、治療法について解説する。
【11月12日放送】「放置すると命の危険も 梅毒」
[出演]おのば腎泌尿器科クリニック 佐藤良延さん

性感染症のひとつ、梅毒は、主に性交渉によって感染し、放置すると全身に症状が広がり命に関わることもある。国立感染症研究所によると、国内の感染報告は去年、過去最多となり、今年も去年を上回るペースで感染の報告がされている。
梅毒は、原因となる細菌に感染することで発症し、陰部や肛門などを中心に腫れや潰瘍ができる。治療をせずに放置していると、血液によって細菌が全身に運ばれ、全身に赤い発疹ができるほか、腫瘍が骨や臓器にも広がり、命に関わる疾患を引き起こすこともある。
梅毒の感染経路は、梅毒に感染している人の粘膜や皮膚に直接触れることだ。基本的には性交渉が感染のきっかけとなる。キスでも感染するリスクがあるため注意が必要だ。
なお、妊娠中の人が梅毒に感染すると、生まれてくる子どもの骨に異常が起こることがあるほか、目の炎症や難聴などの症状が出る可能性がある。 番組では、秋田市にある「おのば腎泌尿器科クリニック」の佐藤良延院長が、梅毒に感染した際の症状や感染経路、治療法について詳しく解説する。
【11月5日放送】「心身に症状 月経前症候群」
[出演]秋田大学医学部附属病院産科婦人科 藤嶋明子さん

女性が月経前に感じる頭痛や腰痛といった体の不調のほか、情緒不安定になるといった精神の不調を月経前症候群(PMS)という。症状が重い場合は日常生活に支障が出ることもある。 月経前症候群は、月経の3日から10日前に症状が出始め、月経開始とともに症状がなくなっていくのが特徴だ。症状は様々で、程度や症状が続く期間には個人差がある。月経前に毎月同じような症状が出る場合は月経前症候群の可能性が高い。 月経前症候群のはっきりとした原因は今のところ解明されていないが、思春期前の女性や閉経後の女性には症状がみられないことから、月経によるホルモンバランスの変動が要因のひとつだと考えられている。 医療機関では、薬によって排卵を止め、ホルモンの変動をなくすことで症状を軽くする治療などを行う。鎮痛剤や精神安定剤を使って症状をやわらげる対症療法も有効だ。 番組では、秋田大学医学部附属病院産科婦人科の医師、藤嶋明子さんが、月経前症候群の症状や治療法について詳しく解説するほか、症状との上手な付き合い方を紹介する。
【10月29日放送】「上手に付き合う 女性の更年期症状」
[出演]秋田大学医学部附属病院産科婦人科 藤嶋明子さん

女性が閉経を迎える前後の時期を更年期といい、更年期には体や精神に様々な不調が現れやすい。いわゆる更年期症状だ。更年期症状は、息切れやめまいといった体の不調のほか、不安感や不眠、けん怠感といった精神の不調など様々。
更年期症状は、加齢にともなって、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が減少することが原因で起こる。エストロゲンは、精神を安定させたり、肌や髪のつやを保ったりする作用がある。しかし分泌が減ることで、それまでエストロゲンによって調節されていた機能がうまくはたらかなくなり、体や精神に不調が現れるようになるという。
症状の種類や程度は人によって違うため、医療機関では十分な問診をした上で、ホルモン補充療法や漢方薬の服用などの治療を行う。「歳のせい」などとあきらめて、ひとりで抱え込まず、日常生活に支障が出ている場合は医師に相談することも重要だ。
番組では、秋田市にある秋田大学医学部附属病院産科婦人科の医師、藤嶋明子さんが、更年期症状の内容や原因、治療法について詳しく解説する。
【10月22日放送】「身近な指の病気 ばね指(弾発指)」
[出演]みなみ整形外科クリニック 三浦由太さん

ばね指は弾発指(だんぱつし)とも呼ばれ、指の使い過ぎによって指の曲げ伸ばしが困難になる、指の腱鞘(けんしょう)炎だ。 ばね指の症状は、指のつけ根に痛みや腫れ、熱を持った感じが出るのが特徴。悪化すると指の曲げ伸ばしが困難になるほか、曲げた指を伸ばそうとして強い力をかけると、急にばねのように伸びる現象が起こる。親指、中指、薬指で特に多くみられ、朝起きた時に症状が強い傾向がある。放置していると悪化し、最悪の場合は指が動かなくなって治療が難しくなることもあるため、注意が必要だ。 誰でも発症のリスクがあるが、仕事や家事で手指をよく使う人は特に発症しやすい。たとえばパソコン操作が多い人、指を使う楽器を演奏する人、洗濯や皿洗いなどの家事を多くする人などがあげられる。このほか、スマートフォンを長い時間、操作することで発症するケースもみられるという。 番組では、秋田市にある「みなみ整形外科クリニック」の三浦由太院長が、ばね指の症状や原因、治療法について詳しく解説する。
【10月15日放送】「年齢とともに進行 変形性膝関節症」
[出演]みなみ整形外科クリニック 三浦由太さん

変形性膝関節症は、膝の関節の軟骨がすり減ることで、膝の腫れや痛みが出る病気だ。高齢になるほど発症率が高く、女性に多いのが特徴。
変形性膝関節症の症状は、椅子から立ち上がったり、歩き始めたりといった、動作を開始する時に膝に痛みを感じる。休むと痛みがやわらぐことがほとんどだが、悪化すると、歩く際に膝に常に痛みを感じるほか、膝の曲げ伸ばしが困難になり、正座や階段の上り下りができなくなる。最悪の場合、膝関節の軟骨自体がなくなり、立ったり歩いたりといった動作ができなくなるほか、じっとしていても膝に痛みを感じるようになる。
変形性膝関節症のもっとも大きな原因は加齢で、年を重ねることにより、少しずつ関節の軟骨がすり減る。また、肥満は膝への負担が大きくなるため、変形性膝関節症の原因のひとつだ。発症した場合は、できるだけ早く膝関節の軟骨のすり減りを食い止めることが重要。
番組では、秋田市にある「みなみ整形外科クリニック」の三浦由太院長が、変形性膝関節症の症状や原因、治療法について解説する。
【10月8日放送】「働き盛りの発症多い 関節リウマチ」
[出演]みなみ整形外科クリニック 三浦由太さん

関節リウマチは、免疫の異常によって関節が破壊されて変形したり、機能が失われたりする病気だ。30歳代から50歳代での発症が多いのが特徴。
主な症状は関節の痛みや腫れで、初期の段階では、手足の指の関節が腫れて、特に朝起きた時、こわばって動かしづらくなる。症状が悪化すると軟骨や骨が破壊されて関節が変形したり、動かなくなったりする。関節の破壊が一度進むと治療をしても元に戻ることはなく、日常生活に大きな支障が出る。けん怠感や発熱、食欲の低下など、全身の症状を伴うことがあるのが特徴だ。関節リウマチは、発症から2年以内にもっとも速く症状が進むといわれていて、早期発見と治療が重要だ。
治療では、抗リウマチ薬や生物学的製剤を使って関節の破壊を抑える。また、関節の変形や破壊が進行している場合には、人工関節に置き換える手術を行うこともある。
番組では、秋田市にある「みなみ整形外科クリニック」の三浦由太院長が、関節リウマチの症状や原因、治療法について詳しく解説する。
【10月1日放送】「特集・糖尿病⑥ 糖尿病のまとめと最新治療」
[出演]ふくおか内科クリニック 福岡勇樹さん

糖尿病は血液中のブドウ糖の濃さ・血糖値が長期間にわたって高い状態になってしまう病気で、放置すると深刻な合併症をもたらすこともある怖い病気だ。
特に注意が必要な合併症が「糖尿病性神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病性腎症」の3大合併症だ。これらの合併症が重くなると、下肢の切断や失明、人工透析が必要になるといった事態に陥ることがある。
最悪の事態を避けるためにも、食事や運動を中心にした治療や薬を使った治療により、血糖値を管理することが重要だ。近年では血糖値の測定を持続して行い、その傾向に併せてインスリンを自動で投与するタイプの治療方法も新しく登場している。
番組では、秋田市にある「ふくおか内科クリニック」の福岡勇樹院長が、糖尿病と最新治療について解説する。
【9月24日放送】「特集・糖尿病⑤ 糖尿病の治療 薬物療法」
[出演]ふくおか内科クリニック 福岡勇樹さん

糖尿病治療の基本となる「食事療法」と「運動療法」で血糖値が改善されなかった場合、内服薬を使った治療が検討される。
糖尿病治療の内服薬は「すい臓からのインスリンの分泌を促進するタイプ」と「インスリンの働きが良くなるようにするタイプ」そして「尿から糖を出すことで血糖値を下げるタイプ」などがある。これらの薬は効果的だが、食事の量が足りていなかったり、過度な運動を行ったりすることで低血糖の症状が出ることもあるので注意が必要だ。
薬を使った糖尿病治療には内服薬の他に、自分で薬を注射するタイプもある。血糖値を下げるホルモン・インスリンを注射によって補う「インスリン注射」や、インスリンの出をよくする「GLP-1受容体作動薬」がある。「インスリン注射」は、体の外からインスリンを補うことで、すい臓の負担を減らすことができ、インスリンを出す力を取り戻せる場合もある。
番組では、秋田市にある「ふくおか内科クリニック」の福岡勇樹院長が、糖尿病の薬物療法について詳しく解説する。
【9月17日放送】「特集・糖尿病④ 糖尿病の治療 食事と運動」
[出演]ふくおか内科クリニック 福岡勇樹さん

糖尿病の治療で基本となるのが生活習慣を改善する「食事療法」と「運動療法」だ。
「食事療法」の目的は肥満を解消し、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の出や効きをよくすることだ。そのため「食事療法」を行う上で大切なのが、自分の体に必要なエネルギー量を知ることと、栄養素をバランスよく摂取することだ。
「運動療法」は運動によって血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれやすくなり、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進されることで血糖値が下がる。また、食べすぎや運動不足からくる糖尿病の場合、運動することでインスリンの働きが高まり血糖値の改善につながる。「運動療法」の運動には「有酸素運動」と「筋力トレーニング」があり、日常生活の中で無理なく続けられることが大切だ。
番組では、秋田市にある「ふくおか内科クリニック」の福岡勇樹院長が、食事療法と運動療法について、必要エネルギー量や運動の目標なども交え、詳しく解説する。
【9月10日放送】「特集・糖尿病③ 糖尿病の合併症」
[出演]ふくおか内科クリニック 福岡勇樹さん

糖尿病が怖い病気といわれている一番の要因は、長い時間をかけて体をむしばむ合併症だ。中でも注意が必要なのが3大合併症と呼ばれる「糖尿病性神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病性腎症」の3つだ。
3大合併症はどれも、悪化すると日常生活へ支障が出るだけでなく、最悪の場合、命の危険もある。具体的には、「糖尿病性神経障害」が重症になった場合、下肢の切断が必要になることがある。「糖尿病網膜症」は視力の低下や、最悪の場合失明の危険性がある。「糖尿病性腎症」は腎不全や尿毒症を引き起こし、人工透析が必要になってくる場合がある。これらの合併症は初期症状がほとんど現れないため、自覚症状が表れる頃には手遅れになっていることもあることから、正しく理解しておくことが大切だ。
番組では、秋田市にある「ふくおか内科クリニック」の福岡勇樹院長が、糖尿病の合併症について詳しく解説する。
【9月3日放送】「特集・糖尿病② 糖尿病の診断」
[出演]ふくおか内科クリニック 福岡勇樹さん

糖尿病を診断するうえで重要なのが血糖値だ。食事などで摂取した糖質は、消化されブドウ糖として血液中に吸収される。その血液中のブドウ糖の濃さが血糖値だ。
血液中のブドウ糖はすい臓から出る「インスリン」というホルモンの作用により、エネルギーとして全身の細胞で使われたり、もしもの時のためのエネルギー源としてためておかれたりする。しかし、インスリンが正常に働かず、血液中のブドウ糖の処理がうまくいかない場合、慢性的に血糖値が高い状態が続き、糖尿病と診断される。
血糖値はその時々で変化するため、糖尿病の診断ではいくつかの血糖値に関する数値を基準にする。それが「空腹時血糖値」や「随時血糖値」「ヘモグロビンA1c」の3つだ。 番組では、秋田市にある「ふくおか内科クリニック」の福岡勇樹院長が、糖尿病の診断について、例外も含め詳しく解説する。
【8月20日放送】「特集・糖尿病① 糖尿病ってどんな病気?」
[出演]ふくおか内科クリニック 福岡勇樹さん

糖尿病は誰もが一度は聞いたことがあるくらいポピュラーな病気だが、同時に誤った認識を持たれていることも多い病気でもある。
糖尿病は血液中のブドウ糖の濃さ・血糖値が長期間にわたって高い状態になってしまう病気で、放置すると目や腎臓、神経、血管などに深刻な合併症をもたらすこともある怖い病気だ。
合併症などの症状がでるまで自覚症状がないことが多く、気が付いたときには手遅れの場合も多い。最悪の場合、失明や手足の切断を迫られるといった事態に陥ることもある。
糖尿病の原因は、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の出が悪い、効きが悪いといった2つが主だ。
番組では、秋田市にある「ふくおか内科クリニック」の福岡勇樹院長が、血糖値や糖尿病のタイプ、インスリンなどについて解説する。
【8月13日放送】「日常生活に支障 腰部脊柱管狭さく症」
[出演]いしがき整形外科クリニック 石垣智さん

腰部脊柱管狭さく症は、背骨の中を通っている神経が圧迫されて、脚の痛みやしびれ、歩行障害などの症状が出る病気だ。
腰部脊柱管狭さく症の最も特徴的な症状は、歩いていると脚にしびれや痛みが出て歩けなくなり、腰かけたりして休むと楽になってまた歩けるようになる、間欠跛行(かんけつはこう)と呼ばれるものだ。症状が重くなると30メートルほどしか歩けなくなることもある。腰部脊柱管狭さく症は、50歳代から発症が増え始める。
腰部脊柱管狭さく症の原因は、加齢や病気による背骨や背骨周辺の組織の変形など様々だ。若い頃に腰にけがをしたことがある人や、腰に負担がかかる仕事やスポーツを長く続けた人がなりやすいと言われている。
腰部脊柱管狭さく症の治療では、薬の服用などにより、症状の改善や緩和を目指す方法が中心で、症状が重い場合には、神経の圧迫を取り除く手術を検討する。
番組では、秋田市にある「いしがき整形外科クリニック」の石垣智院長が、腰部脊柱管狭さく症の症状や原因、治療法について詳しく解説する。
【8月6日放送】「若い人が多く発症 腰椎椎間板ヘルニア」
[出演]いしがき整形外科クリニック 石垣智さん

腰椎椎間板ヘルニアは、腰や尻の痛み、脚の痛みやしびれなどの症状が出る疾患だ。重症化すると、脚に力が入りにくくなるほか、排尿、排便困難が生じることもある。20歳代から40歳代の比較的若い世代が発症しやすい。
腰の骨は、腰椎と呼ばれる骨が積み重なって構成されていて、腰椎と腰椎の間にある椎間板という組織が、もとの位置からはみ出して神経を圧迫することで症状が出る。はみ出してしまった部分をヘルニアという。
腰椎椎間板ヘルニアは、腰を曲げて重いものを持ち上げたり、スポーツをしたりといった、日常生活の様々な行動が引き金となって発症するため、誰でも発症のリスクがある。
腰椎椎間板ヘルニアを引き起こす椎間板は、20歳代から老化が始まり、一度損傷すると修復することはできないという。
番組では、秋田市にある「いしがき整形外科クリニック」の石垣智院長が、腰椎椎間板ヘルニアを発症するメカニズムや治療法を解説するほか、普段の生活でできる予防法を紹介する。
【7月30日放送】「様々な場面で発症 ぎっくり腰」
[出演]いしがき整形外科クリニック 石垣智さん

ぎっくり腰は、腰の激しい痛みが特徴で、重いものを持ち上げたり、腰をかがめたりといった、日常生活の様々な行動が引き金になって幅広い年代が発症する。中には、後ろから声をかけられて、振り返った瞬間に発症したケースもあるという。
ぎっくり腰は、腰に急激な負担がかかることで、腰の筋肉や骨などを損傷して痛みが起こると考えられているが、医療機関で行うレントゲンなどの画像診断では明らかな異常がみられないことが多く、ほとんどの場合は原因を特定することができないという。
万が一、ぎっくり腰を発症した場合には、痛みがない姿勢で安静にしたり、風呂などで腰を温めないようにしたりといった対処が大切だ。医療機関では、炎症を抑える薬や筋肉の緊張を抑える薬を処方して経過を観察する対症療法が中心となる。
番組では、秋田市にある「いしがき整形外科クリニック」の石垣智院長が、ぎっくり腰を発症するメカニズムや症状について詳しく解説する。このほか、一般的に腰痛と呼ばれる症状の種類や、放置すると危険な症状を紹介する。
【7月23日放送】「早めの治療が重要 帯状ほう疹」
[出演]あおい皮ふ科秋田駅前クリニック 山田勝裕さん

帯状ほう疹は、東北地方では“つづらご”とも呼ばれ、体の一部の皮膚がチクチクと痛み、赤い発疹や水ぶくれがみられる疾患だ。
原因となる水痘・帯状ほう疹ウイルスは、子どものころに感染すると、水ぶくれが全身に広がる水ぼうそうになるウイルスとして知られている。水ぼうそうの症状は1週間ほどでおさまるが、ウイルスは体の中に潜伏していて、あるきっかけで再び活動を再開するという。活動を始めたウイルスが、神経を通って皮膚まで出て、赤い発疹や水ぶくれを引き起こすのが帯状ほう疹だ。
なお、帯状ほう疹は50歳以上で発症率が上がるほか、高齢者は帯状ほう疹の後遺症のひとつで、3か月以上にわたって痛みが続く「帯状ほう疹後神経痛」に移行するリスクが高い。体の中でウイルスが増えてしまうと治りにくくなるほか、後遺症が残ることがあるため、帯状ほう疹はできるだけ早く治療を始めることが重要だ。
番組では、秋田市にある「あおい皮ふ科秋田駅前クリニック」の山田勝裕院長が、帯状ほう疹の症状や原因、治療法について解説する。
【7月16日放送】「治療が進化 アトピー性皮膚炎」
[出演]あおい皮ふ科秋田駅前クリニック 山田勝裕さん

アトピー性皮膚炎は、かゆみをともなう湿疹を主な症状とする皮膚の疾患だ。多くの場合、皮膚のバリア機能が未熟な5歳くらいまでに症状が現れ、ほとんどの人は年齢が上がるとともに改善するが、中には大人になっても症状が続くケースや、大人になってから初めて発症するケースがある。
アトピー性皮膚炎の原因は、まだ解明されていないことも多いが、皮膚のバリア機能の低下などが考えられている。皮膚の角質のバランスが崩れ、体の外からダニやほこり、カビなどが侵入すると症状が出ることがある。なお、アトピー性皮膚炎は強いかゆみをともなうが、皮膚をかいてしまうと皮膚のバリア機能がさらに低下し、症状が悪化することがある。
アトピー性皮膚炎をめぐっては、2018年と2020年にそれぞれ新しい薬の使用が可能になったほか、原因の解明が進み、治療法は急速に進化しているという。
番組では、秋田市にある「あおい皮ふ科秋田駅前クリニック」の山田勝裕院長が、アトピー性皮膚炎の症状や原因、治療法について解説するほか、日常生活で気をつけるポイントを紹介する。
【7月9日放送】「幅広い年代が発症 じんましん」
[出演]あおい皮ふ科秋田駅前クリニック 山田勝裕さん

じんましんは、皮膚の一部が赤くもり上がり、強いかゆみを伴うのが特徴。日本人の10人に1人から2人は、一生のうちに一度は発症すると言われる身近な皮膚の疾患だ。
じんましんの症状は、体の一部にだけ出ることもあれば、全身に広がることもある。症状は数時間から24時間で消え、正常な皮膚に戻る。症状が消えたからといって放置すると、治りにくくなったり、悪化したりすることがあるため注意が必要だ。じんましんは子どもから大人まで、どの年代でも発症することがあるという。
じんましんは、原因がはっきりしているタイプと、はっきりと分からないタイプがある。原因がはっきりしているタイプは、特定の食べ物や薬などが症状を誘く。一方で原因が分からないタイプは、疲れやストレスなど、様々な原因が絡み合って発症する。
番組では、秋田市にある「あおい皮ふ科秋田駅前クリニック」の山田勝裕院長が、じんましんの症状や原因について解説するほか、近年、新しい薬が使用可能になるなど、進化している治療法を紹介する。
【7月2日放送】「熱中症を予防する」
[出演]秋田県総合保健事業団 神万里夫さん

3回にわたって、熱中症をテーマに伝える最終回は、普段の生活でできる熱中症の予防法を紹介する。
熱中症はどんな人でも発症する可能性がある。油断せずに、暑いと感じる日は日傘や帽子を使ったり、できるだけ日陰に入ったりと、意識的に暑さを避けるようにすることが大切だ。熱中症は室内でも発症することがあるため、暑さが厳しい日はがまんせずにエアコンを使い、快適に過ごせる室温にする。なお、熱中症予防には水分補給が重要だが、アルコールやコーヒーには利尿作用があり、脱水を促しかねないので予防には向いていない。
夏本番を前に、体を暑さに慣らすことも大切だ。ウォーキングやジョギングなどの軽い運動が効果的で、「やや暑い」「ややきつい」と感じるくらいの運動が最適。中高年の方は、少し早足で歩くだけでも十分な運動になる。足腰が弱く運動できないという人は、入浴でも体を暑さに慣らすことができる。
番組では、秋田県総合保健事業団の神万里夫医師が、熱中症にならないために日常生活で注意する点や、体を暑さに慣らす方法について解説する。
【6月25日放送】「熱中症の前触れに気づく」
[出演]秋田県総合保健事業団 神万里夫さん

3回にわたって、熱中症をテーマに伝える2回目は、熱中症が疑われる体のサインや熱中症になるリスクが高い場所を紹介する。
熱中症の初期の症状として多いのが、めまいや立ちくらみのほか、暑い中で散歩した後や、寝ている時に足がつる“熱けいれん”だ。このほか、手の甲の皮膚をつまんで放してもなかなかもとに戻らない、舌が白っぽく乾いているなどの状態も熱中症が疑われる。
また、熱中症は直射日光が当たる屋外で発症するイメージがあるが、屋内で起こることも多い。住宅では、湿度が高い浴室や、浴室とつながっている洗面所、熱がたまりやすい2階部分は注意が必要だ。窓を開けたり扇風機を使ったりして風通しを良くするほか、適度にエアコンを使って室温を調整することなどで熱中症を防ぐことができる。寝ている間は、実はたくさんの汗をかいているため、室温や湿度が高い状態で睡眠をとると脱水症状に陥りやすく、熱中症のリスクが高まる。
番組では、秋田県総合保健事業団の神万里夫医師が、すぐにでききる熱中症のセルフチェックの方法のほか、熱中症になりやすい環境について解説する。
【6月18日放送】「熱中症の症状と対処法」
[出演]秋田県総合保健事業団 神万里夫さん

番組では3回にわたって、熱中症をテーマに伝える。1回目となる6月18日は、熱中症の症状のほか、万が一熱中症になってしまった場合の対処法を紹介する。
熱中症は、気温と湿度が高い状況でたくさん汗をかき、体の中の水分が減った結果、筋肉や脳など、様々な臓器に十分に血液が行き届かなくなることで起こる。体温の上昇やめまい、頭痛など様々な症状が出る。軽度の熱中症の場合は、水分補給に加え、首や脇の下、脚のつけ根などを集中的に冷やすと効果的だ。なお、熱中症は最悪の場合、命に関わることもあるので、症状が重い場合はすぐに医療機関を受診するようにする。
熱中症で救急搬送される人は、例年、65歳以上の人が全体のほぼ半数を占める。高齢者は体温の調節機能が低下しているほか、体の水分量が少ないため、熱中症になりやすい。体調不良を訴えることができない人も多いため、周りの人が気を配ることも大切だ。
番組では、秋田県総合保健事業団の神万里夫医師が、熱中症の症状のほか、もし自分や周りの人が熱中症になってしまった場合の対処法について解説する。
【6月11日放送】「RSウイルス感染症」
[出演]たかはしこどもクリニック 高橋郁夫さん

3回にわたって夏に流行する子どもの感染症をテーマに放送する特集の3回目はRSウイルス感染症について紹介する。
RSウイルス感染症は冬に流行する感染症として知られていたが、ここ2年、初夏から夏にかけてピークを迎えている感染症だ。初感染時に症状が重くなりやすく、大人を含め何度も感染を繰り返すが、かかるたびに症状は軽くなっていく。
RSウイルス感染症は2歳までにほとんどの子どもが初感染するが、1歳未満は重症化しやすいため注意が必要だ。ワクチンなどは開発されておらず、対症療法が基本となるが、特定の条件に当てはまる場合は予防薬を使用することもある。
番組では、秋田市にある「たかはしこどもクリニック」の高橋郁夫院長が、予防するためのポイントや予防薬の使用などについて詳しく解説する。
【6月4日放送】「咽頭結膜熱」
[出演]たかはしこどもクリニック 高橋郁夫さん

3回にわたって夏に流行する子どもの感染症をテーマに放送する特集の2回目は咽頭結膜熱について紹介する。
咽頭結膜熱はアデノウイルスに感染することで発症する。38度を超える発熱やのどの痛みなどの症状がみられるほか、目の充血や痛みなどの結膜炎の症状が出るのが特徴。保育園や幼稚園、小学校などの集団生活をする子供の間で夏場に流行することが多く、プールでの接触などでも感染することからプール熱とも呼ばれているが、プール以外の場所でも感染する。
基本的な感染予防方法は新型コロナウイルスなどと同様だが、十分でない場合もあるため、予防のためにはウイルスの特徴を把握しておくことが重要だ。
番組では、秋田市にある「たかはしこどもクリニック」の高橋郁夫院長が、予防するためのポイントや感染した際の対応方法について詳しく解説する。
【5月28日放送】「手足口病・ヘルパンギーナ」
[出演]たかはしこどもクリニック 高橋郁夫さん

これから夏にかけて特に注意したい「夏に流行する子どもの感染症」をテーマに、3回にわたって放送する。1回目となる5月28日は手足口病とヘルパンギーナについて、病気の症状や原因となるウイルスなどについて紹介する。
手足口病とヘルパンギーナはどちらも同じ系統のウイルスに感染することで発症する。手足口病はその名の通り、手や足、口に赤い発疹ができる病気で、発熱を伴うこともある。ヘルパンギーナは急な高熱とのどにできる水泡や潰瘍性の口内炎が特徴。どちらも飛沫感染・接触感染が感染経路で、幼稚園や保育園に通う年齢の子どもがかかりやすく、まれに重症化することもある病気だ。
どちらの病気ものどや口の痛みにより、水分補給がしづらくなることがあり、暑い夏に流行することからも、脱水症状に注意が必要になってくる。
番組では、秋田市にある「たかはしこどもクリニック」の高橋郁夫院長が、予防するためのポイントや感染した際の対応方法について詳しく解説する。
【5月21日放送】「禁煙による体と心の変化」
[出演]すずきクリニック 鈴木裕之さん

3回にわたって禁煙をテーマに伝える特集の3回目は、禁煙をすることにより、体や心にどのような変化が現れるのかを紹介する。
たばこに含まれるニコチンには依存性があるため、禁煙をすることにより、「イライラする」「体がだるい」といった離脱症状が現れる。離脱症状は禁煙開始後、72時間がピークだといわれている。また、禁煙をすると一時的に体重が増える傾向にある。ニコチンの食欲抑制作用がなくなることに加え、たばこがない口寂しさから、間食が増えることが原因と考えられている。このため禁煙外来では、患者の体重管理を指導することもある。
一方、禁煙を始めて数日後には味覚や嗅覚が改善し、食べ物がおいしく感じるようになるほか、2年後から4年後には、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが大きく下がるといわれている。 禁煙を成功させるためには、喫煙と結びついている普段の行動を変えたり、禁煙しやすい環境を整えたりといった、日常生活での工夫も重要だ。
番組では、秋田市にある「すずきクリニック」の鈴木裕之院長が、禁煙による体や心の変化のほか、禁煙を成功させるコツについて、詳しく解説する。
【5月14日放送】「禁煙外来とはどんなところ?」
[出演]すずきクリニック 鈴木裕之さん

3回にわたって禁煙をテーマに伝える特集の2回目は、禁煙外来を紹介する。
日本では2006年4月から、禁煙治療に健康保険が適用されるようになった。2020年度からは、加熱式たばこの使用者も健康保険による禁煙治療の対象として認められるようになった。
禁煙外来での治療は、12週間かけて行われ、医師のアドバイスを受けながら禁煙に取り組む。禁煙をすると、たばこに含まれるニコチンを摂取できなくなるため、不快な症状が現れるが、医療機関での禁煙治療では、禁煙補助薬を使用して禁煙による不快な症状を軽くする。禁煙治療薬を使うことにより、たばこのうまさが薄れ、たばこのまずさを感じるようになるという。なお、禁煙を始めて1か月から2か月ほどは脳にニコチン受容体が残るため、「たばこを吸いたい」という気持ちがなかなか消えないことが多いというが、禁煙外来では、吸いたくなった時の対応方法など、具体的な行動を提案して禁煙の継続をサポートする。
番組では、秋田市にある「すずきクリニック」の鈴木裕之院長が、禁煙外来での治療の内容や費用を解説する。
【5月7日放送】「たばこの害を正しく知る」
[出演]すずきクリニック 鈴木裕之さん

番組では3回にわたって、禁煙をテーマに伝える。1回目となる5月7日は、喫煙による体への影響などを紹介する。
禁煙を始めるにあたっては、喫煙は習慣ではなく、ニコチン依存症という病気だと認識することが大切だ。たばこには、およそ200種類の有害物質、およそ70種類の発がん性物質が含まれるといわれている。秋田県民の死因として割合が高いのは、がん、心疾患、脳血管疾患で、この3つを合わせると全体のおよそ50パーセントを占める。3つの疾患に共通している原因が喫煙だ。
なお、受動喫煙により、たばこを吸っていなくても、喫煙者が近くにいることで、がんや心疾患、脳血管疾患になる可能性がある。たばこのにおいがするところには、有害物質が漂っていると考えた方がよいという。加熱式たばこも、紙巻きたばこと同様に健康へのリスクがある。紙巻きたばこと違い、煙やにおいが分かりにくい分、受動喫煙に気づきにくいため、注意が必要だ。
番組では、秋田市にある「すずきクリニック」の鈴木裕之院長が、ニコチン依存症のメカニズムやたばこの害などについて詳しく解説する。
【4月30日放送】「自覚症状なく静かに進行 脂質異常症」
[出演]アーク循環器クリニック 柳澤宗さん

3回にわたって生活習慣病を特集する3回目の放送は、脂質異常症について伝える。
脂質異常症は、血液中の悪玉コレステロール値が高いタイプ、血液中の善玉コレステロール値が低いタイプ、血液中の中性脂肪の濃度が高いタイプの3つがある。いずれもコレステロールが血管にたまり、動脈硬化が進みやすくなる。動脈硬化が進むと狭心症や心筋梗塞、脳卒中といった、命に関わることもある病気の原因となる。脂質異常症は、自覚症状がないまま動脈硬化が進行するため、まずは定期的に健康診断を受けて、自分の脂質の数値に関心を持つことが大切だ。
脂質異常症の予防と治療にあたっては、肉の脂をとることをなるべく控え、食物繊維を積極的にとるように心がけるといった、食生活の見直しが重要になる。このほか、1日30分以上の有酸素運動や禁煙も効果的だ。
番組では、秋田市にある「アーク循環器クリニック」の柳澤宗院長が、脂質異常症の原因や予防法、治療法を詳しく解説する。
【4月23日放送】「耐え難い突然の胸の痛み 心筋梗塞」
[出演]アーク循環器クリニック 柳澤宗さん

3回にわたって生活習慣病を特集する2回目の放送は、心筋梗塞について伝える。
心筋梗塞は心臓の筋肉、つまり心筋に血液を送る血管が詰まり、心筋細胞がえ死してしまう疾患だ。心筋梗塞の症状は、主に胸の中央や、やや左寄りに、耐え難いほどの痛みが突然出るのが特徴だ。痛みは20分以上続き、時間の経過とともに、心筋がえ死する範囲が広がるため、治療の開始が早いほど、治療後の経過が良好になる。
心筋に血液を送る血管が詰まる主な原因は動脈硬化。変性したコレステロールなどが血管に溜まり、血管が細くなったり、弾力が低下してもろくなったりしている状態だ。高血圧や糖尿病、高コレステロール血症などの生活習慣病と喫煙が動脈硬化を進行させる大きな要因となる。このため予防や治療にあたっては、生活習慣の見直しが重要だ。
番組では、秋田市にある「アーク循環器クリニック」の柳澤宗院長が、心筋梗塞の原因や治療法に加え、日常生活でできる予防法を解説する。
【4月16日放送】「歩けないほどの激しい痛み 痛風」
[出演]アーク循環器クリニック 柳澤宗さん

番組では、4月16日から3回にわたって生活習慣病を特集する。1回目の放送は、痛風について伝える。
痛風は、主に足の親指のつけ根が腫れて、激しく痛む疾患だ。血液中の尿酸が増えることで起こる。痛風の炎症や痛みは、暴飲暴食や激しい運動をした後に起こりやすく、数日間続く。痛みが起こったり、治まったりを繰り返しているうちに動脈硬化が進行したり、腎臓結石や尿管結石を併発したりすることがある。
痛風を引き起こす尿酸は、プリン体が肝臓で分解された時にできる老廃物だ。痛風の予防にあたっては、プリン体を多く含む食品を過剰に摂取しないように気をつけるほか、アルコールが肝臓で分解される時にも尿酸値が上昇するため、過度な飲酒は禁物。
なお、痛風をり患している人の多くは肥満の傾向にあることが分かっているという。痛風の予防や治療では、食生活を中心とした生活習慣の見直しや肥満の解消が重要になる。
番組では、秋田市にある「アーク循環器クリニック」の柳澤宗院長が、痛風の原因や予防、治療法を詳しく解説するほか、痛風の原因となる、プリン体を多く含む食品について紹介する。
【4月9日放送】「大人も十分に注意を おたふくかぜ」
[出演]はらだ小児科医院 原田健二さん

おたふくかぜは、ムンプスウイルスというウイルスに感染することで発症する。感染力が非常に強く、発熱や頭痛、全身けん怠感などの症状のほか、耳の下の耳下腺や顎の下の顎下腺などが腫れるのが特徴。おたふくかぜは、一度感染すると免疫ができ、一生持続する。多くの場合は軽症で済むが、重大な合併症を引き起こすことがあるため、大人も注意が必要だ。
おたふくかぜの原因となるムンプスウイルスの主な感染経路は飛まつ感染と接触感染。マスクの着用やこまめな手洗いが有効な予防策となる。保育園や幼稚園での集団生活の中で感染することがあるため、特に今の時期は気をつけたい。
おたふくかぜには特効薬がなく、感染してしまった場合は解熱鎮痛剤などを使った対症療法が中心となる。
番組では、秋田市にある「はらだ小児科医院」の原田健二院長が、おたふくかぜの症状や合併症のほか、万が一感染した場合の対処法などについて詳しく解説する。
【4月2日放送】「今一度抗体のチェックを 風疹」
[出演]はらだ小児科医院 原田健二さん

風疹は、風疹ウイルスに感染することで発症する。発熱や発疹のほか、リンパ節の腫れが主な症状だ。子どもの場合は、比較的軽い症状ですむことが多いが、大人の場合は発熱や発疹の期間が長くなったり、関節痛がひどくなったりする傾向にある。また、はっきりと症状が出ないこともあり、感染の自覚がないまま周りに感染を広げてしまうことがあるため注意が必要だ。
なお、妊娠中に風疹にかかると、生まれてくる子どもに、難聴や心臓病、白内障のほか、精神や身体の発達の遅れなど、先天性の疾患や障害を引き起こすことがある。
風疹の予防にもっとも有効なのはワクチン接種で、現在は小学校入学前までに、合わせて2回接種する人が多いため、子どもの風疹は少なくなったが、予防接種法の変遷により、特定の年代は1回しか接種していなかったり、1回も接種していなかったりする人が多いため、注意が必要だ。
番組では、秋田市にある「はらだ小児科医院」の原田健二院長が、風疹の症状や合併症、妊娠中の感染リスクのほか、ワクチン接種について詳しく解説する。
【3月26日放送】「今年は流行の懸念も はしか(麻疹)」
[出演]はらだ小児科医院 原田健二さん

はしかは麻疹ウイルスに感染することで発症し、発熱のほか、せきや鼻水などの症状が出る。はしかを発症した人のうち、およそ30パーセントが肺炎や脳炎、中耳炎などの合併症を起こすといわれている。なお、妊娠中にはしかに感染すると、流産や早産を招くことがあるため注意が必要だ。
国立感染症研究所の調べによると、2020年、2021年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外渡航の制限などがあったため、世界的にはしかの感染者が減少したが、去年は世界的に感染者が増えている。国を越えた人の往来が再び始まっているため、ウイルスが海外から持ち込まれる可能性が高まっていて、今年は日本でも集団感染が懸念されるという。
はしかに特効薬はなく、ワクチン接種がもっとも有効な感染予防策だが、年代によっては、ワクチンを接種していない人も多いため、自分に抗体があるかどうかを改めて確認することが大切だ。
番組では、秋田市にある「はらだ小児科医院」の原田健二院長が、はしかの症状や流行状況のほか、ワクチン接種について詳しく解説する。
【3月19日放送】「突然の激しい頭痛 くも膜下出血」
[出演]県立循環器・脳脊髄センター 武藤達士さん

脳卒中のひとつ、くも膜下出血は、前触れとなる症状がないことが多く、死亡率や後遺症が残る確率が高い点で非常に怖い病気だ。
くも膜下出血は、ほとんどの場合、脳動脈瘤という脳の血管にできたこぶが突然破裂することで起こる。脳の血管からの出血が、脳や髄膜を刺激して、経験したことがないような激しい頭痛やおう吐に襲われるのが特徴だ。くも膜下出血を起こした場合、一刻も早い治療が生存率や後遺症の有無に影響するため、異常を感じたら迷わず医療機関を受診することが必要だ。
高血圧や飲酒、喫煙はくも膜下出血の発症リスクになるほか、肉親や祖父母にくも膜下出血の経験者がいる人や、くも膜下出血を起こしたことがある人は発症のリスクが高いと言われている。
くも膜下出血を発症した場合、医療機関では、頭蓋骨を開いて破裂した動脈のつけ根を金属製のクリップで留める、動脈瘤クリッピング術という方法などがとられる。
番組では、秋田市にある県立循環器・脳脊髄センターの武藤達士医師が、くも膜下出血の症状や原因、治療法を解説する。
【3月12日放送】「高血圧が最大のリスク 脳出血」
[出演]県立循環器・脳脊髄センター 古谷伸春さん

脳出血は、脳の中の血管が破れて出血し、脳を圧迫することで起こる。脳出血の症状は出血した量や場所によって異なるが、頭痛や吐き気、体の片側のまひやしびれのほか、思ったように言葉が出ないといった言語障害、立つことができないといった運動障害など様々だ。出血した量が多かったり、生命維持のために重要な場所で出血したりすると、最悪の場合、死にいたることもある。
脳出血の原因としてもっとも多いのは高血圧。慢性的な高血圧を放っておくと、血管の壁がいたむため、ある日突然血管が破れて出血し、脳梗塞につながることがある。また、高齢者は、脳の血管の壁にアミロイドというたんぱく質がたまりやすい。アミロイドは血管をもろくするため、アミロイドがたまると繰り返し脳出血を起こすことがある。
脳出血が起こった場合、医療機関では、降圧剤を使って血圧を下げるほか、手術によって脳の中にたまった血の塊を取り除く。
番組では、秋田市にある県立循環器・脳脊髄センターの古谷伸春医師が、脳出血の症状や原因を解説するほか、日常生活でできる脳出血の予防法を紹介する。
【3月5日放送】「一刻も早い治療が必要 脳梗塞」
[出演]県立循環器・脳脊髄センター 吉田泰之さん

梗塞は、脳の血管が詰まり、脳の一部に血液が流れなくなることで起こる。脳の神経細胞に酸素や栄養が行き届かないと、神経細胞がえ死し、様々な障害が生じる。
脳梗塞の症状として多いのは手や足のまひで、左右どちらか一方の感覚が鈍くなったり、力が入らなくなったりする。このほか、思った通りの言葉が出ない、視野の一部が欠けるなどの症状が出ることもある。脳梗塞の原因の多くは不整脈や動脈硬化で、高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙などと深い関係がある。
脳梗塞は少しでも早く治療を始めることが、救命や後遺症の程度を左右する。脳梗塞の治療では、血管に詰まった血の塊を溶かす薬を使ったり、カテーテルという細い管で血栓を取り除いたりする方法がとられる。まひや言語障害が残っている場合は、症状に応じたリハビリを行う。
番組では、秋田市にある県立循環器・脳脊髄センターの吉田泰之医師が、脳梗塞の症状や原因のほか、脳梗塞が疑われる場合の検査方法や治療法を詳しく解説する。
【2月26日放送】「知っておきたい冬のトラブル 巻き爪」
[出演]市立秋田総合病院 柏倉剛さん

これまで放送したさまざまなテーマの中から、冬に知っておきたいトラブルと対策を振り返るアンコール特集。今回は、国内では10人に1人が発症しているともいわれる巻き爪がテーマ。
ブーツなど冬用の靴を履く機会が増え、足先が圧迫されることが多くなると巻き爪の痛みに悩む人がでてくるという。巻き爪は爪の両端の丸みが強くなり、皮膚に食い込んで痛みの原因となる。巻き爪の影響はこれだけでなく、巻き爪の痛みを無意識にかばって不自然な歩き方になり、負担がかかった足首やひざ、腰などに痛みがでる場合もある。番組では巻き爪の治療法や、巻き爪を防ぐために気を付ける点などについて市立秋田総合病院の柏倉剛さんが解説する。
【2月19日放送】「知っておきたい冬のトラブル 手荒れ」
[出演]岡田医院 岡田理さん

これまで放送したさまざまなテーマの中から、冬に知っておきたいトラブルと対策を振り返るアンコール特集。今回は寒くなると気になる人が多いといわれる手荒れがテーマ。
手は生活のなかで頻繁に使うので、手荒れを放置して皮膚がひび割れるなど重症化してしまうと日常生活への影響が大きい。寒い時期になると、手がかさついたり、かゆくなったりするのは、その多くは手荒れの症状で、空気の乾燥が原因。手は体の他の部分に比べて皮膚を保護する皮脂膜が薄く、手洗いなどで失われやすい。さらに最近は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために使う機会が多いせっけんやアルコールが、手の皮脂や水分を奪うことが原因になっているという。手荒れの原因や予防方法について岡田医院の岡田理さんが解説する。
【2月12日放送】「知っておきたい冬のトラブル 冬道の転倒」
[出演]いしがき整形外科クリニック 石垣智さん

これまで放送したさまざまなテーマの中から、冬に知っておきたいトラブルと対策を振り返るアンコール特集。今回は冬道で転倒しないためのヒントがテーマ。
冬道での転倒による骨折は1月と2月が最も多く、この2か月間に7割が集中している。雪道が滑りやすく転倒しやすいのは、人や車の通行により踏み固められた雪の表面が少しとけた時や、それが凍った時といわれている。横断歩道などの白線や、ロードヒーティングの境目もとけた雪が凍って滑りやすくなる。このような場所を歩く時には、摩擦が大きくなるように足の裏全体を路面につけるように静かに接地し、小さな歩幅で歩くと転びにくいという。気温の変化が大きく路面状態が安定しない今年の冬。転ばないように冬道を歩くヒントについて、いしがき整形外科クリニックの石垣智さんが解説する。
【2月5日放送】「事故につながる危険も 過眠症」
[出演]あきた睡眠クリニック 田中俊彦さん

日中、過度な眠気が生じ、仕事でのミスや交通事故など日常生活にも大きな支障が出る過眠症。食事中や会議中、誰かと会話をしている最中など、通常では考えられない状況で眠ってしまうことがある。車の運転中に眠ってしまうと交通事故につながる危険もある。過眠症は社会での認知度が低いため、周りになかなか理解されずに苦しんでいる患者も多いという。
過眠症の原因は、睡眠不足のほか、交代勤務などの影響で睡眠のリズムが崩れることなど様々だ。自分1人で原因を解明するのは困難なため、日常生活に支障が出ている場合は専門の医療機関を受診することが重要だ。
過眠症は生活習慣の見直しと薬物療法によって症状を改善することができるという。休日も平日と同じ時間に起きることや、朝起きたら太陽の光を浴びることなどがポイントだ。
番組では、秋田市にある「あきた睡眠クリニック」の田中俊彦医師が、過眠症の症状や原因に加え、治療方法について解説する。
【1月29日放送】「様々なことが引き金に 不眠症」
[出演]あきた睡眠クリニック 田中俊彦さん

不眠症は、なかなか寝付けなかったり、寝ている最中に目が覚めてしまったりするなどの不眠状態が頻繁に、しかも長い期間続く病気。不眠状態が続くと疲れがとれないため、日中の眠気やけん怠感、集中力の低下などの症状がみられる。不眠症には大きく分けて、なかなか寝付けないタイプ、夜中に何度も目が覚めるタイプ、朝早く目が覚めてしまうタイプがある。
不眠症の原因は、悩みや緊張によるストレス、高血圧や心臓病などの体の病気、環境の変化など様々だ。
不眠症の治療は、睡眠環境の改善に加え、睡眠薬による薬物療法が中心となる。最近の治療に使われる薬は依存性や耐性ができにくく、安全性が高いものが多いという。
番組では、秋田市にある「あきた睡眠クリニック」の田中俊彦医師が、不眠症の症状や原因に加え、治療方法について詳しく解説する。また、不眠を予防するための生活習慣の整え方についても紹介する。
【1月22日放送】「自覚しづらい病気 睡眠時無呼吸症候群」
[出演]あきた睡眠クリニック 田中俊彦さん

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中にいびきをかいたり、呼吸が止まったりする状態が繰り返し発生する病気。重症の患者の中には、6時間寝ている間に4時間も呼吸が止まっている人がいるという。睡眠時無呼吸症候群の患者は眠りが浅くなり、睡眠中に疲労物質が解消されない。このため、疲れがとれない、頭が重い、寝てもすっきりしないなどの症状が現れる。日常生活にも大きな影響が出る。寝ている間に体の異変が起こるため、患者本人が病気を自覚しづらいのが睡眠時無呼吸症候群の特徴。
原因は鼻や喉など、空気の通り道が狭くなることだ。眠ると喉の筋肉が緩むなどして狭くなる。空気の通り道が狭くなる一番の要因は肥満だ。
睡眠時無呼吸症候群の治療には、肥満を解消したり、補助器具を使って鼻や喉の空気の通り道を広くしたりするなどの方法がある。
番組では、秋田市にある「あきた睡眠クリニック」の田中俊彦医師が、睡眠時無呼吸症候群の症状や原因に加え、治療方法について詳しく解説する。
【1月15日放送】アンコール特集「片頭痛の治療」
[出演]あをによしリハビリ脳神経外科クリニック 吉岡正太郎さん

去年1年間に放送した中から反響の大きかった内容を振り返るアンコール特集。3回目は去年9月18日に放送した片頭痛の治療がテーマ。
片頭痛は、こめかみから目のあたりを中心にズキンズキンと痛むのが特徴だ。周期的に痛みが起こり、勉強や仕事、家事に集中できなくなるなど、日常生活に支障が出ることも多い。
片頭痛は、頭痛が起こる前にきらきらした光が見えるなどの視覚症状、一時的にうまく話せなくなるなどの言語症状といった前兆の後に頭痛が始まるケースもある。このような前兆を感じた時は、シャワーだけにしたり、光の刺激が少ない暗い部屋で過ごしたりといったセルフケアが重要だ。
また、医療機関では薬を使っての治療が中心でとなり、片頭痛発作が起こった時に薬を服用する「急性期治療」と、痛みが出るのを前もっておさえる「予防治療」がある。「予防治療」をめぐっては、一昨年、新しい薬が登場するなど、片頭痛の治療法は徐々に進歩している。
番組では、秋田市の「あをによしリハビリ脳神経外科クリニック」の吉岡正太郎さんが、片頭痛の症状のほか、治療法などについて詳しく解説する。
【1月8日放送】アンコール特集「肺血栓塞栓症」
[出演]アーク循環器クリニック 柳沢宗さん

去年1年間に放送したさまざまなテーマの中から、反響の大きかった内容を振り返るアンコール特集。2回目は去年2月20日に放送した肺血栓塞栓症がテーマ。
肺血栓塞栓症は、肺の動脈が詰まることよって起こる疾患だ。急性の肺血栓塞栓症はエコノミークラス症候群とも呼ばれ、誰でも発症のリスクがあり、最悪の場合は命に関わることもある疾患だ。
肺血栓塞栓症は、脚の血管の中にできた血栓と呼ばれる血の塊が血管の中を通って移動し、心臓から肺に血液を送る動脈を詰まらせることで発症する。突然の胸の痛みや息苦しさなどの症状があり、血管を詰まらせている血栓が大きい場合には、冷や汗が出たり失神を起こしたりすることもある。
エコノミークラス症候群とも呼ばれる急性の肺血栓塞栓症は、飛行機や電車、車での長時間の移動のほか、入院生活で体を動かせない状態、災害時の避難所生活などでも発症が報告されている。
番組では、誰でも簡単にできる肺血栓塞栓症の予防策を紹介するほか、秋田市にあるアーク循環器クリニックの柳沢宗さんが、肺血栓塞栓症の症状や原因、治療法などを詳しく解説する。
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