終戦直後に本山に墜落 B29の慰霊祭で追悼の祈り

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秋田 2025.08.30 17:33

終戦直後に男鹿市の本山で起きたアメリカの爆撃機B29の墜落事故。この事故で死亡した乗組員たちの慰霊祭が行われ、参列者が追悼の祈りを捧げました。

アメリカの爆撃機B29が男鹿市の本山に墜落したのは1945年8月28日です。捕虜に物資を運んでいたさなかに霧で視界を失って山の中腹に衝突し、乗組員11人が死亡しました。

その後、現場近くに慰霊碑と標柱が建てられています。男鹿ロータリークラブなどが整備したもので、毎年この場所で慰霊祭が行われてきました。

男鹿ロータリークラブ武田昭彦会長「過去のことを思い出しながらご冥福を祈って終わりたいと思います。また来年も皆さんで来られるように」

墜落から80年経った今年も、参列者が亡くなった乗組員の冥福を祈り、平和への誓いを新たにしました。