「培った経験を若い世代に広めたかった」国立病院機構の職員が許可なく兼業し懲戒処分 医療関係の学校で講師として働く 由利本荘市
由利本荘市にある国立病院機構あきた病院に勤務する40代の男性職員が、病院の許可なく兼業をしていたとして減給の懲戒処分を受けていたことがわかりました。
職員はおととしから2年にわたって医療関係の学校で講師として働いていました。
懲戒処分を受けたのは、国立病院機構あきた病院に勤務する40代の男性職員です。
国立病院機構によりますと男性職員はおととしの2023年から2年間、勤務する病院のほかに医療関係の学校で講師として働いていました。
国立病院機構は就業規則で病院の許可を得ないまま兼業することを禁じています。
あきた病院のほかの職員が、男性が講師をしていた学校のホームページに本人の名前があることに気づき規則違反が発覚しました。
男性は病院の聞き取りに対し「培った経験を若い世代に広めたかった」「許可がいることはわかっていてやった」などと話しているということです。
国立病院機構は19日付で男性を半日分の減給処分としました。