自衛隊員を招き小学校で防災教室 子どもたちと保護者が止血法やロープの使い方を学ぶ 大館市
梅雨に入り、県内は大雨による災害への備えがより大切な時季になりました。
大館市の小学校では自衛隊員による防災教室が開かれ、児童と保護者が、いざという時の対応方法を学びました。
大館市の城西小学校では児童や保護者に防災への意識を高めてもらおうと、3年前から自衛隊員を講師に招いて防災教室を開いています。
25日は、傷口の血を止める方法や救助用のロープの作り方などを隊員から学びました。
こちらは、毛布と木材を使って即席の担架を作る方法です。
2本の木材を上に置き、毛布を折りたたみます。
実際の災害現場でも使われていて、体重が100キロほどの人も安全に運ぶことができるということです。
意識がある人を短い距離だけ運ぶ場合は、担架を使わない方法もあります。
2人1組になり、運びたい人のひざの下に通した腕をしっかりと組むことがポイントです。
参加した母親
「実践的な止血の方法だったりとかロープの結び方も教わって、この後何かあったときには役立てることができるかなと大変勉強になりました」
6年生
「担架なしだと運べないと思ってたんですけど、担架なしでも運ぶのが知ることができてすごく面白いなと思いました」
母親
「子どもたちと一緒になかなかこういう機会がなかったのですごいいい機会になりました」
6年生
「守る側の気持ちをもって(備えを)続けていきたいです」
城西小学校は今後もこうした機会を設け、児童の防災意識を高めていくことにしています。